佐賀県立 九州陶磁文化館

  • ARITA Porcelain 400th Anniversary Event

NEWSお知らせ

青木龍山常設展示3月を開催しています。

2017年03月15日

 青木龍山作品コレクションの常設展示を下記のとおり実施していますので、御観覧ください。

 多くの方のご来館をお待ちしています。

  1. 展示場所
    九州陶磁文化館展示ホール

  2. 展示開始
    平成29年3月7日(火曜日)から

  3. 展示作品
    5点(コレクション62点から制作年代を分けて展示)およびスケッチ1点

  4. 今後の展示
    次回の展示は平成29年4月4日(火曜日)から<予定>

白磁線彫鉢「跡」
昭和39年頃

天目と平行してとりくんだ白磁作品の中に、櫛による彫文様に淡い呉須を組み合わせた作品群がみられる。彫りは勢いよく大胆にほどこされ、土のめくれ部分が荒々しい。


天目 花器
昭和41年頃

素地の表面に微妙な凹凸がつけられており、天目釉の光沢も素地に応じて変化している。


連作「容」
昭和57年第21回日本現代工芸美術展出品作

彫刻のような造形に挑んだ作品。ロクロで厚く形作った器と大胆に削りとった平面、曲線と面のバランスをとるのは、不思議な突起。海原と岸壁をイメージした作品。




「天空の舞」
平成19年第39回日展出品作

天目釉に銀砂釉で舞う人物文3態が描かれている。黒光りする天目釉、艶消しの銀砂釉、朱赤の銀砂釉が溶け合うことで豊かな彩りとなっている。


「天目染付線彫花器」
平成19年

外側に彫り文様で花を胴部にめぐらし、部分的に淡い暗青色をほどこして、さらに花文様には褐色の釉彩で華やかにいろどられており、装飾性も豊かである。晩年における技術の結実がみられる。

<関連するスケッチ>
4枚の大きな花弁の間から小さく尖った4枚の花弁状のものが覗いている。かなりデフォルメされているが本作品の元になっているスケッチであることがわかる。また、平成10年作の「想苑」、平成18年作の「想苑」2作品及び作品「愁」の文様もこのスケッチが元になっている。特に「愁」と本作品は器形、文様ともに酷似している。