佐賀県立 九州陶磁文化館

NEWSお知らせ

青木龍山常設展示4月を開催しています。

2018年03月27日

 青木龍山作品コレクションの常設展示を下記のとおり実施していますので、御観覧ください。

 多くの方のご来館をお待ちしています。

  1. 展示場所
    九州陶磁文化館展示ホール

  2. 展示期間
    平成30年3月27日(火曜日)から平成30年4月22日(日曜日)まで

  3. 展示作品
    5点(コレクション62点から制作年代を分けて展示)およびスケッチ2点

  4. 今後の展示
    次回の展示は平成30年5月10日(火曜日)から<予定>

天目 花器
昭和60年代

ふくらみが強調され、内部から膨らむようなエネルギーが感じられる。


<関連するスケッチ>
「豊」シリーズの発展した形と考えられるもので、胴部を横に線状にくぼませ、ふくらみを協調した形である。このスケッチと作品である天目 花器を比べていただきたい。


天目 花器
昭和50年代

胴部に突起がつき、縞状の釉文様が表現されている。


「豊唱」
平成元年
第21回日展出品作

口縁は四方向に広がり花弁を想起させる形状である。龍山はこの形状の作品で何例かの大作を発表している。均整のとれた形態にさざなみのような縞状の釉文様が調和している。




「遊」
平成16年
第36回日展出品作

中国の古染付から翻案した文様で、四人の唐子が踊る姿があらわされる。この文様も龍山が好み得意としたもので、多色の釉彩の作例もある。躍動する唐子の姿が漆黒のなかに浮かび上がる。口径53.5cmの大皿に遊ぶ童子が四人描かれている。展覧会出品作で皿の形はめずらしい。


鉄砂染抜き「苑」
平成17年
第37回日展出品作

鉄分の多い素地を用い、呉須の発色は灰色を帯びる。染付部分と鉄砂釉の部分とに掛けわけ、鉄砂釉は花と葉の間にも入れており、丹念に花を浮かびあがらせ、花園が表現されている。

種類は不明であるが、葉先を三つに表現した花のスケッチ。円形に構成することで『鉄砂染抜き「苑」』などの文様モチーフに使われたと推定される。