焼き物いろいろYAKIMONO

やきものの種類(しゅるい)

  1. やきものの種類にはどんなものがありますか?

    粘土や焼く温度のちがいにより、土器(800度で焼き、粘土を使う)、陶器(1000~1300度で焼き、粘土を使うもの)炻器(1200~1300度で粘土を使い焼きしめるもの)、磁器(1300~1400度で焼き、陶石から、作った、白い粘土を使うもの、)ファインセラミックス(1600度~2,000度で焼き、各種原料を使う)にわけられます。

  2. それぞれの特徴について教えてください。
原料焼く温度特徴製品例
土器
どき
粘土 800度 有色で水を吸いやすく、たたくとにぶい音がする。 縄文時代や弥生時代の器
陶器
とうき
粘土 1000度~1300度 有色で水を吸いやすく、にごった音がする。 植木鉢
食器
花瓶
衛生陶器
唐津焼(佐賀県)
炻器
せっき
粘土 1200度~1300度 有色で水を通しにくく、かたい音がする。 かめ
タイル
備前焼(岡山県)
磁器
じき
陶石 1300度~1400度 素地の色は白く,水を通さず、固く澄んだ金属音がする。 食器
花瓶
有田焼(佐賀県)
ファインセラミックス (アルミナなど)
各種原料
1600度~2000度 各種原料により、いろいろの高度な機能や特性をもつ。 宝石
エンジン
コンピュータ部品
人工骨
人工歯
ナイフ