佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

美術館玉手箱1「没後200年 天龍道人 鷹と葡萄をえがく」

※この展覧会は終了しています。

美術館 2010年4月13日(火曜日)~ 2010年5月30日(日曜日)

budounitaka

 肥前(佐賀県)鹿島出身で、後半生に信州(長野県)諏訪に住み、鷹と蒲萄(ブドウ)を題材とした絵画を得意とした天龍道人を紹介します。

 本年は、天龍道人が文化7年(1810)に死去して没後200年にあたります。この機会に、ぜひ御観覧ください。

会期 平成22年4月13日(火曜日)~5月30日(日曜日
会場 佐賀県立美術館 1号展示室B
出品点数 7点
観覧料 無料
■天龍道人(てんりゅうどうじん/1718~1810)
 肥前鹿島(佐賀県鹿島市)の出身で、一説では鹿島藩家老の板部堅忠の子とされる。前半生の詳細は明らかでないが、30歳代、40歳代頃には京都の尊王論者、山縣大弐のもとで活動をおこなっていたとされる。50歳代から死去する93歳までの後半生、信州諏訪湖の近くに住み、諏訪湖が天龍川の水源であることにちなんで「天龍道人」と号した。
■天龍道人の絵画
 画歴の詳細は明らかでないが、確認される作品は50歳代以降の後半生、信州で制作したもので、鷹と蒲萄を題材とした作品を得意とした。