佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

博物館テーマ展示3「とらえる・たべる-いろいろなくち-」

※この展覧会は終了しています。

博物館 2010年7月21日(水曜日)~ 2010年8月31日(火曜日)
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 動物は自分で養分を作ることができません。このため、生きるために様々な手段によって食物を得、養分を取り込まなければなりません。効率良く食物を得ることは動物が生きていくためにとても大切なことで、どのような口を持つかということが深く関わっています。

 そこで今回のテーマ展示では、動物の持つ"いろいろなくち"を紹介します。ついばむ口やかみつく口、吸う口、なめる口など、"いろいろなくち"を機能別に整理し、例えば、かみつく口では、環境省のレッドデータブックに掲載されている「野生絶滅」したトキ、「絶滅危惧2類」のオオタカなどの鳥類、魚類のサメ、ハラビロトンボやコカマキリといった昆虫類を展示します。また、カブトムシやミヤマクワガタを含む昆虫類の口は、電子顕微鏡写真を利用し、その特徴がよりはっきりと分かるように展示します。

 ぜひ御来館ください。

会期 平成22年7月21日(水曜日)~8月31日(火曜日)
会場 博物館3号展示室・テーマ展示コーナー
観覧料 無料

展示構成・展示資料一覧(全39点)

(1)ついばむくち・つまむくち
 〔ちょん〕
アオゲラ、シジュウカラ
(2)かみつくくち・くわえるくち
 〔かぶっ〕
オオタカ、アオサギ、クロツラヘラサギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、トキ、タイマイ、ワニ、マムシ、サメの歯、ハバヒロトンボ、コカマキリ
(3)そして割る!
 〔ぱりっ〕
シメ、イカル
(4)丸飲みのくち・くわえこむくち
 〔ばくっ〕
ウミウ、マガモ、フナ、ウメボシイソギンチャク、イトマキヒトデ
(5)吸うくち・ストローのくち
 〔ちゅう〕
ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、アブラゼミ、ベッコウハナアブ、ヨコヅナサシガメ
(6)なめるくち・ブラシのくち
 〔ぺろぺろ〕
カブトムシ、ミヤマクワガタ
(7)かじるくち
 〔かりかり〕
トノサマバッタ、ガムシ、ムラサキウニ、バフンウニ
(8)哺乳類のくち ニホンザル、ニホンリス、ホンドキツネ、ノウサギ、カモノハシ、セミクジラのヒゲ、クジラの歯