佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

博物館の小さな森で14回目のあらかしコンサートを開きました♪

 午後から秋風がぴゅーぴゅー吹いた10月22日(金曜日)に、あらかしコンサートを開きました。
 今回は、美術館ホールでおなじみのグレース・ノーツによる演奏で、フルートやクラリネット、ピアノの音色が秋の森にどう響くのだろうと準備しながら、わくわくしました。
 18時前から、ちらほらお客様が集まり始めました。ポスターを見て話していらっしゃるご夫婦は、コンサートがあると思って博物館に見えた方ではないかもしれません。横を通り抜けながら、"寄ってくださいね"と心の中で声をかけました。

 いよいよコンサートの始まりです。早くから見えていたお客様は待ち遠しいご様子。
 澄んだ音色が森に響き渡るのでしょう。木々のざわめきが優しく聞こえます。そして「荒城の月」が演奏される頃には、本当にお月さまがアラカシの上にぽっかりと現れました。満月のようなお月さまは、そのあともアラカシ広場を照らしてくれました。

 グレース・ノーツは佐賀を拠点に活動し、チャリティーコンサートや各種イベントで活躍中の女性8名によるアンサンブルです。グレース・ノーツとは、音楽用語で「装飾音」という意味があるそうです。互いに刺激しあいながら、音楽を高めていきたいという思いと同時に、「クラシックをもっと身近な存在に・・・」というメンバーの願いがひとつになり、結成されました。あらかしコンサートには、8人のうち5名に出演していただきました。

 今回のコンサートでは、秋を意識して「夕焼け小焼け」や「紅葉」、「村祭」など誰もが子どもの 頃に歌った曲が演奏され、リコーダーや鍵盤ハーモニカといった懐かしい楽器、アンデスという不思議な音色の楽器なども奏でられ、盛りだくさんでした。また、「里の秋」は懐かしい曲なのにアレンジが違うとクラリネットの音色が響き、クラシックの良さを身近に感じました。

 日々の喧騒を忘れる、おだやかな、おだやかな時間を過ごした秋の夜でした。

(飛松)

第14回あらかしコンサート第14回あらかしコンサート第14回あらかしコンサート
第14回あらかしコンサート
曲の合間の進行をしてくれた木原沙織さん(九州龍谷短期大学2年)

ポスター(PDF 1,740KB)
プログラム(PDF 1,290KB)