佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

さが日食プロジェクト2012「第2回教員向け日食事前研修会」

 今年5月21日(月曜日)の朝、日本の広い範囲で金環日食が見られます。佐賀県では太陽の9割以上が欠ける部分日食を観察することができますが、誤った方法での観察は一歩間違えれば失明の恐れもあり、大変危険です。

 このため、県立博物館・県立宇宙科学館の共催で「さが日食プロジェクト2012」を立ち上げ、日食に関する情報や安全な観察方法に関する指導を行っています。その一環として、学校教員向けの研修会を実施しました。

【第1回】2月10日(金曜日) 場所:県立宇宙科学館(武雄市)
【第2回】2月16日(木曜日) 場所:県教育センター(佐賀市)

※写真は、県教育センターでの研修会の様子です。

日食観察事前研修会

 前回の日食(平成21年7月22日)の際に、誤った観測による目の障害が報告されています。太陽を直接目で見るのはもちろんのこと、黒い下敷きやススをつけたガラス板などを使った観察も、目に有害な光を十分に減光することができないため、とても危険です。

 安全な観察としては、ピンホール、鏡による反射、遮光板などを使う方法があります。この研修会では、県立宇宙科学館オリジナルデザインの太陽観察メガネの工作とピンホール投影用の台紙製作をおこないました。


 4~5月にも同様の研修会や一般向けの講座を開催する予定です。詳細が決まり次第、県立博物館・県立宇宙科学館のウェブページ等でお知らせします。

 5月21日の最大食分の時刻は、佐賀では午前7時24分。これほど大きく欠ける日食が見られるのは、佐賀ではとても珍しいことです。安全な方法で、ぜひ観察をしてほしいものです。どうか晴れますように...!

(丹野佳代子)

日食観察事前研修会日食観察事前研修会

2012年1月25日 プレスリリースより

さが日食プロジェクト2012 「教員向け日食観察事前研修会」を開催します

 今年5月21日の朝、日本の広い範囲で金環日食が見られます。

 本県においては、太陽の9割以上が欠ける部分日食を観察することができ、今回のように大きく太陽が欠ける日食は、2035年まで見ることができません。今回の金環日食は、九州南部・四国南部・近畿地方・中部地方・関東地方など日本列島の広い範囲で見ることができるとあって、全国的な日食ブームになることが予想されます。

 日食は手軽に楽しめる天文現象ですが、誤った方法での観察は一歩間違えれば失明の恐れもあり、大変危険なことから、児童生徒等の教科指導に携わる教職員が、日食の安全な観察方法を熟知しておくことは重要です。

 このため、日食に関する情報や安全な観察方法に関する学校教員向けの講座を、県立博物館・県立宇宙科学館の共催で、下記のとおり開催しますのでお知らせします。

1 講座対象

県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等の教職員
※一般の方々への講座は別に開催する予定です。

2 開催日時及び会場、定員

開催日時会場定員
第1回 平成24年2月10日(金曜日)
14時~16時30分
佐賀県立宇宙科学館
(武雄市武雄町永島)
40名
第2回 平成24年2月16日(木曜日)
14時~16時30分
佐賀県教育センター
(佐賀市大和町川上)
100名


3 内容

(1)日食のしくみと5月21日の日食の観察のポイント
(2)日食の安全な観察方法と日食観察メガネ工作
(3)小型望遠鏡での太陽観察・日食観察の方法

日食観察メガネ
日食観察メガネ