佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

「第31回あらかしコンサート」を開催しました!

7月1日(金)、「第31回あらかしコンサート」を、博物館エントランスにて開催しました。
当日はあいにくのお天気で、コンサート名の由来となった中庭のアラカシの木の下での開催は叶いませんでしたが、梅雨の時期に関わらず多くのお客様が詰めかけてくださいました。

今回のコンサートのテーマは、ピカソ展にちなんでずばり「フラメンコ」。
南スペイン発祥のフラメンコは、土着のアンダルシア民謡にアラブ人の音楽や、インドからやってきた流浪の民ヒターノ(ロマ)の音楽が交ざり合って誕生した音楽なのだとか。

ご出演いただいたのは、佐賀市大和町のフラメンコ教室「ラ・アレグリア」の皆様です。
バイレ(踊り)の樺澤幸さん、ギターの樺澤充郎さん、そしてカンテ(歌)の占部智恵さんは本場スペインでフラメンコを学んでこられた方々で、現在は佐賀でフラメンコの魅力を広めるべく多彩な活動をされています。
本格的なフラメンコを観られるとあって、会場は、コンサートが始まる前からこの通り。
早くも熱気ムンムンです!

あらかしコンサート 開演前の様子

プログラムは「セビジャーナス」からスタート。バイレ(踊り)の皆さまが、シックな燕尾風のお衣装で登場します。
迫力ある踊りを、カンテ(歌)とギターの響きが力強く引き立てます。

出演者の皆様

踊りの様子

パブロ・ピカソの故郷の町であるマラガゆかりの曲「タンゴス・デ・マラガ」も演奏していただきました。
芸術の都パリに長く暮らしながら、決して故国を忘れることのなかったピカソは、闘牛などスペインの文化や暮らしを繰り返し作品に描き続けました。
その心に故郷のフラメンコの音色が蘇ることも、きっとあったのではないでしょうか。

踊りの様子2

哀愁漂うカンテとギターの深い音色に、客席の皆さんも、じっと聴き惚れていました。

コンサートのフィナーレ

後半、どんどん盛り上がる会場からは、「オーレ!」「オーレ!」と掛け声が!!
最後は、アンコールの「ルンバ(ヴォラーレ)」で大喝采の中、フィニッシュ!
ラ・アレグリアの皆様、素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。

今回のコンサートで演奏をいただいた曲は、次の通りです。(プログラム順)
 ・セビジャーナス
 ・ブレリアス
 ・ファンダンゴス・デ・ウェルバ
 ・タンゴス・デ・マラガ
 ・ファルーカ
 ・アレグリアス
 ・セビジャーナス(アンコール)
 ・ルンバ(アンコール)

次回のあらかしコンサートは、10月15日(土)の18時から、アラカシ広場で開催を予定しています。
こちらも、ぜひ足をお運びくださいね。