佐賀偉人伝12月10日発売

幕末明治期の激動する日本にあって、たくさんの佐賀人が活躍したことを知っていますか?
幕末の佐賀藩は、いちはやく西欧の技術を導入し、大砲や蒸気船の製造、西洋医学の研究など、さまざまな分野において日本最先端を誇りました。明治新政府には多くの人材をおくりだし、新しい時代を築くために奮闘しました。
佐賀城本丸歴史館では、幕末明治期に活躍した人物をシリーズで紹介する「佐賀偉人伝」を刊行しています。
全15冊予定(毎年度3冊程度×5年間)/A5判・112頁・各本体価格952円+税

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納富介次郎 草場佩川 副島種臣

発売中

三好信浩著
(広島大学名誉教授)

小城に生まれた納富介次郎は、日本の工芸教育のパイオニアです。明治初年における海外視察の体験を生かし、日本の伝統工芸を輸出産業に発展させる方策を探求しました。金沢・高岡・高松・有田には「工芸」教育の学校を興し、自ら校長に就き人づくりに貢献しました。忘れかけられた異色の教育者の生涯を発掘します。

発売中

高橋博巳著
(金城学院大学教授)

多久の東原庠舎で学んだ草場佩川は、二十代半ばにして朝鮮通信使の応接に関わり、その詩文や書画は通信使たちから絶賛されます。のちには弘道館の教授として、あるいは文人として全国に名をとどろかせました。より親密な東アジア間の関係が必要とされる現代にあって、美しい心の交流をたどっていきます。

発売中

森田朋子著(中部大学教授)
齋藤洋子著(学習院女子大学講師)

副島種臣は明治新国家の構想を描き、ことに外交において活躍し、また侍講として明治天皇の深い信頼を得ました。書家としても高く評価されています。本書は、世界から喝采を受けた外交での功績や、政府から注視された政治活動などを軸に、多くの知識人の尊敬を集めた、副島の巨大な姿を照らしだしていきます。

佐賀偉人伝11『草場佩川』

判型:A5判
ページ数:112ページ
発売日:2013年12月10日
価格:書籍 本体価格952円+税、電子書籍 800円(税込)
※電子書籍はiPhone、iPad、PC、アンドロイドでご覧いただけます。

書籍紹介

草場佩川

多久の東原庠舎で学んだ草場佩川は、二十代半ばにして朝鮮通信使の応接に関わり、その詩文や書画は通信使たちから絶賛されます。のちには弘道館の教授として、あるいは文人として全国に名をとどろかせました。より親密な東アジア間の関係が必要とされる現代にあって、美しい心の交流をたどっていきます。

目次

序 肖像としての「雪中竹画」
第一章 最後の儒者
第二章 佩川が見た異国
第三章 儒者の日常
第四章 天下の事、唯だ偶然なる者を佳と為す。
あとがき
草場佩川関連略年譜
草場佩川参考文献
草場佩川関連史跡


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