佐賀偉人伝 1月30日発売

幕末明治期の激動する日本にあって、たくさんの佐賀人が活躍したことを知っていますか?
幕末の佐賀藩は、いちはやく西欧の技術を導入し、大砲や蒸気船の製造、西洋医学の研究など、さまざまな分野において日本最先端を誇りました。明治新政府には多くの人材をおくりだし、新しい時代を築くために奮闘しました。
佐賀城本丸歴史館では、幕末明治期に活躍した人物をシリーズで紹介する「佐賀偉人伝」を刊行しています。
全15冊予定(毎年度3冊程度×5年間)/A5判・112頁・各本体価格952円+税

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伊東玄朴 枝吉新陽 古賀穀堂

発売中

青木歳幸著
(佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命教授)

伊東玄朴は、神埼仁比山の農家に生まれ、将軍の主治医にまで栄達した蘭方医です。苦学を重ねて藩医となり、佐賀藩の蘭学の発展に貢献しました。江戸に象先堂を開き後進を育て、牛痘接種法の導入にも尽力し、お玉ヶ池種痘所(のちの東京大学医学部)の設立に中心的な役割を果たしました。本書は医師玄朴の波乱に満ちた生涯を追います。

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大園隆二郎著
(元佐賀県近世資料編纂室長)

副島種臣の実兄で、佐賀藩の尊王派の中心人物が枝吉神陽です。島義勇、大木喬任、江藤新平、大隈重信をはじめ、明治政府で活躍した多くの人々に影響を与えました。明治の世を見ずに早逝しますが、ひとたびこの人に会えば魅了され、畏敬を深めたといわれています。全国に聞こえた枝吉神陽の学識と豪放快活ともいうべき人物像に迫ります。

発売中

生馬寛信著
(佐賀大学名誉教授)

幕府の御儒者・古賀精里の長男に生まれ、十代藩主・鍋島直正の教育係として、その成長に影響を与えた古賀穀堂は、弘道館の教授として学校拡充や学制刷新に力を注ぎ、藩政にも深く関わりました。佐賀藩と日本の将来を遠望し、人材輩出の礎となる育成システムを確立した開明的儒学者に、幕末佐賀藩の教育ビジョンの側面から斬りこみます。

佐賀偉人伝14『枝吉神陽』

判型:A5判
ページ数:112ページ
発売日:2015年1月30日
価格:書籍 本体価格952円+税、電子書籍 800円(税込)
※電子書籍はiPhone、iPad、PC、アンドロイドでご覧いただけます。

書籍紹介

枝吉神陽

副島種臣の実兄で、佐賀藩の尊王派の中心人物が枝吉神陽です。島義勇、大木喬任、江藤新平、大隈重信をはじめ、明治政府で活躍した多くの人々に影響を与えました。明治の世を見ずに早逝しますが、ひとたびこの人に会えば魅了され、畏敬を深めたといわれています。全国に聞こえた枝吉神陽の学識と豪放快活ともいうべき人物像に迫ります。

目次

はじめに
第一章 枝吉家に生まれる
第二章 神陽成長の背景
第三章 遊学と交流
第四章 佐賀藩での活躍
あとがき
枝吉神陽関連略年譜
枝吉神陽参考文献
枝吉神陽関連史跡


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