佐賀城本丸歴史館

イベント

第162回歴史館ゼミナール「佐賀の兵器史の中の二つの輝き」

2018年5月12日(土曜日)
 佐賀城本丸歴史館では、歴史館の館長や学芸員等が講師となり、様々な演題を設け、年12回のゼミナール(講演会)を開催しています。
 5月の内容は以下のとおりです。
 
 

5月の歴史館ゼミナールチラシ

 
 幕末の欧米列強に対する国防意識を高めた十代藩主鍋島直正は、最新の洋式銃砲の輸入、国産化によって軍備を充実させ、併せて銃砲術や銃軍の課練を重ねさせて、佐賀藩を一大軍事勢力として雄藩へと導いた。これを遡ること2300年前の弥生時代前記後半、佐賀の地で国内初めての青銅器の国産化に成功し、次いで剣や矛、戈といった強靭な青銅武器が製造され、国内に青銅文化を根付かせた。
 嘉永5(1852)年の鉄製カノン砲の国産化と、弥生時代の青銅武器の国産化は、いずれも国内初の出来事であり、日本の科学技術史・軍事史上の一大画期とされる。
 弥生時代の秦漢魏帝国の版図拡大政策と、幕末期の欧米列強の植民地政策という、同様な対外緊張関係、危機感の高まりの中で、海外情報の入手に有利な土地柄を生かし、進取の気性に満ちた佐賀人たちがそれらの危機に対応した成果であった。両時代の兵器に焦点を当て、佐賀の特質について考えてみたい。
 
  • 日時 
    平成30年5月12日(土) 13時30分~15時
  • 場所 
    佐賀城本丸歴史館 外御書院
  • 講師 
    七田 忠昭(本館館長)
  • 定員 
    100名程度

 

お問い合わせ
 佐賀城本丸歴史館(電話:0952-41-7550)
 ※聴講は無料です。
 ※事前の申し込みは不要です。