幕末明治期の激動する日本にあって、たくさんの佐賀人が活躍したことを知っていますか?
幕末の佐賀藩は、いちはやく西欧の技術を導入し、大砲や蒸気船の製造、西洋医学の研究など、さまざまな分野において日本最先端を誇りました。明治新政府には多くの人材をおくりだし、新しい時代を築くために奮闘しました。
佐賀城本丸歴史館では、幕末明治期に活躍した人物をシリーズで紹介する「佐賀偉人伝」の刊行を開始しました。
全15冊予定(毎年度3冊程度×5年間)/A5判・112頁・各本体価格952円+税
発売中 松本誠一著(佐賀県立博物館・美術館副館長)
1869~1939年。白馬会の創立に参加。フランスに留学してラファエル・コランに師事。東京美術学校(のちの東京藝術大学美術学部)教授。
第1回文化勲章受章。 |
発売中 杉谷 昭著(佐賀城本丸歴史館館長)
1814~1871年。第10代肥前国佐賀藩主、号は閑叟。大砲や蒸気船の製造、西洋医学の研究など、当時の日本で最先端といわれる佐賀藩の近代化を先導した。 |
発売中 島 善高著(早稲田大学教授)
1838~1922年。参議、大蔵卿として活躍した。日本最初の政党内閣を組織し、大正3年には2度目の内閣総理大臣就任。東京専門学校(のちの早稲田大学)を創立した。 |
判型:A5判
ページ数:112ページ
発売日:2011年1月10日
価格:書籍 本体価格952円+税、電子書籍 800円(税込) ※電子書籍はiPhone、iPad、PC版、アンドロイド版があります。
大隈重信
不屈の政治家として生涯を貫き、早稲田大学の創設者としても知られる大隈重信。本書は、わが国はじめての政党内閣を成立させた政治家としての足跡や、教育へむけた理念などを中心に、大隈の生涯を解説します。日本の近代化に関わるさまざまな分野での活躍についても紹介する大隈案内の決定版です。
はじめに
第一章 大隈重信略伝
第二章 政治はわが輩の生命
第三章 学問の独立
第四章 東西文明の調和
おわりに
大隈重信関連略年譜
大隈重信参考文献
大隈重信関連史跡