明治維新150年記念展「有田晩香窯」を開催します【終了しました】
※この展覧会は終了しています。
明治維新150年記念展「有田晩香窯―明治から平成の窯元の軌跡―」を開催します
明治に創業し、現代まで続く有田焼の窯元晩香窯庄健(ばんこうがましょうけん)。明治17年(1884年)に上絵付を専業とする赤絵屋として始まり、製品には、初代である庄村健吉の俳号「晩香」の銘が使われました。そして大正15年(1926年)には「鍋島窯」という名前で窯を開き、成形から絵付・焼成までの一貫して製品作りを行う窯元へと変わっていきます。その後、昭和初期の恐慌や第二次世界大戦、戦後の復興期、そして平成の時代へと、時代の変化に対応しながら代を重ね現在に至ります。
赤絵屋時代の製品から窯元時代の多様な製品、現代の陶芸作品まで、晩香窯庄健の豊富な資料によって、明治から平成までの有田焼の歴史を振り返ります。
1.展覧会名称 明治維新150年記念展
「有田晩香窯―明治から平成の窯元の軌跡―」
2.会期 平成30年12月15日(土)~平成31年1月14日(月・祝日)
休館日 月曜日(祝日は開館)及び平成30年12月29日~31日
開館時間 午前9時~午後5時
3.開会セレモニー 平成30年12月15日(土曜日)午前10時
※庄村健氏(晩香窯庄健5代目)がテープカットされます。
4.主催 佐賀県立九州陶磁文化館
5.会場 佐賀県立九州陶磁文化館 第1展示室
佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1 電話:0955-43-3681
6.観覧料 無料
7.パンフレット A4判カラー16ページ(展示内容と作品写真を掲載)
(展覧会小冊子) 会場で無料配布
8.出品件数 92件115点
9.展示構成
第1章 (1)明治の晩香 初代の作品を中心に紹介
(2)初代・庄村健吉(晩香)の交流関係 資料から見える交流関係を紹介
第2章 (1)幻の鍋島窯時代 大正末から昭和初期の鍋島窯銘の作品を紹介
(2)大正から昭和前期 2代から3代の作品を中心に紹介
第3章 戦中戦後の晩香窯 統制時代から戦後の作品を紹介
第4章 現代の晩香窯 現在活躍中の5代と6代の作品を紹介
10.関連イベント ギャラリートーク(参加無料 申込み不要)
毎週土曜日の午後2時から学芸員が見どころを解説。