佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

Arietta(アリエッタ)の歌声にうっとり!―第13回あらかしコンサート―

第13回あらかしコンサート 心配された雨も落ちず、予定通り18時30分から、博物館屋外展示場アラカシ広場で、「第13回あらかしコンサート」を開催しました。
 今回の出演は、伊万里市を拠点に活躍中のヴォーカルユニット「Arietta(アリエッタ)」のみなさん。ソプラノの和嶋静代さん、アルトの松橋京子さん、ピアノ伴奏の大屋芳子さんの3人で、ポール・サイモンの「スカボロー・フェア」、マスカーニの「アヴェ・マリア」など11曲を披露していただきました。

 アリエッタは、1997年に伊万里市で結成され、翌年から地元の小中学校・幼稚園・保育園などでコンサートを開始し、現在は、県内外で幅広く活動されています。
 ここ数年は、社会問題になっている「いじめ」や「自殺」への危機感から、歌を通して命の大切さを考えるきっかけになればという思いで、「いのち」や「親子の絆」をテーマにした曲を多く取り入れているとのことです。この日も、失意のパパを不器用な息子が励ます「パパとあなたの影ぼうし」(こんのひとみ作詞・作曲)や、東京都原爆被害者団体協議会25周年コンサートに向けて制作された「折り鶴」(梅原司平作詞・作曲)などを熱唱していただきました。
第13回あらかしコンサート 参加者は204人。アンコール曲「さよならのかわりに」(谷山浩子作詞・作曲)を歌い終えた後、すっかり暗くなったアラカシ広場では、アリエッタの3人は、参加者の方々と談笑されていました。「あわただしい日々の中、心が洗われる思いでした」「すがすがしい歌声で大変ステキ」「あらかしコンサートにとてもふさわしい選曲、自演のナレーション、演奏・歌唱力に癒されました」「歌心、ことばの美しさを再確認しました」などの感想に、参加されたみなさんもすばらしい時間を持たれたことと思います。

 Arietta(アリエッタ)のグループ名は、イタリア語で「そよ風」の意味。「その歌声が爽やかなそよ風となって、聴く人の心を優しく温かく包み込みますように」との願いで付けたとのこと。その言葉どおりのコンサートでした。

第13回あらかしコンサート第13回あらかしコンサート

ポスター(PDF 296KB)
プログラム(PDF 103KB)
公式ブログ「アリエッタ~そよ風の歌~」

 なお、今回初登場が二題。滑川喜生主事(本館学芸課)が開演前に電子ピアノでBGMの生演奏を披露、コンサートを担当した飛松千陽主査(学芸課)が司会デビュー。2人の爽やかなサポートも好評でした。