佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

入野小学校に、ミュージアム・キャラバン隊がおじゃましました!

本日(2017年10月19日)、ミュージアム・キャラバン隊は、唐津市立入野小学校にお邪魔しました!
迎えてくださったのは、先生方と、84名の生徒の皆さんです。
低学年、高学年の2グループに分かれて、ミュージアム・キャラバン隊に参加していただきました。

今回は美術分野のキャラバン隊、ということで、お持ちしたのは下の作品です。

・立石春美《大文字》
・御厨純一《木陰》
・川浪養治《マナヅル》
・ベルナール・ビュッフェ《ふくろう》
・古賀忠雄《マドリッドの女》
・染付松竹梅文大皿

まずは、竹下学芸員による解説タイム。
同じように「女の人を描いた絵」でも、日本画と洋画では表現が違っていることやその理由、版画作品の線の特徴などをお話しました。
皆さん熱心に聞き入っています。
入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子1

続いて、ブロンズ像と、磁器(大皿)の説明。
作品の注目ポイントや、実際に触るときの注意点をお話しました。
入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子2

入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子3

いよいよ、ブロンズ像と、大皿を実際に触ってみる体験です。
てのひらでブロンズ像の頬や頭巾の部分を触って、質感の違いや量感を味わったり...
入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子4

磁器のつるつるした感じなどを触って確かめたりしました。
入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子5

ちなみに、今回触っていただいた大皿は、江戸時代の終わり頃につくられたものですが、大きく割れてしまい、鎹(かすがい)というホチキスのような金具で接合されています。
大事なものなので、捨てずに残され、こうして皆さんの目の前にあるんですね。

もちろん、絵画も間近でじっくり見ていただきました!
入野小学校・ミュージアムキャラバン隊の様子6
「ここはどうしてこんな色なの?」
「ここ、凸凹してる」
「葉っぱはササッと描いてるのに、ほんとの葉っぱみたいに見える」
「版画(ドライポイント)って、なんだか鉛筆で描いた絵みたい」
......などなど、面白い感想が聞こえてきていました。

肥前町にある入野小学校は、佐賀県立美術館からは60km以上離れています。
先生方から、デジタル画像などで作品を見せてもらったことはあっても、実物を見るのはこれがはじめて...という生徒さんもいたようです。

今回のキャラバン隊が、皆さんの良い体験になったなら嬉しいです!
もし、佐賀県立美術館や......それ以外でも、美術館や博物館に行く機会があったら、ぜひ、また作品をじっくり見てみてくださいね。


唐津市立入野小学校でのミュージアムキャラバン隊の模様が、「チャンネルからつ」(唐津ケーブルテレビ)で放送されました!
10月24日(火曜日)以降、Youtubeでも配信されるそうです。
※Youtubeでご覧の方は...10月24日以降に、Youtubeで「唐津市公式チャンネル」と検索いただき、「10月16日~20日放送分」の番組をご覧ください。