保存修理が完了した吉野ヶ里遺跡出土ガラス管玉(重要文化財)の一般公開
滋賀県立安土城考古博物館において展示作業中に誤って毀損した国指定重要文化財吉野ヶ里遺跡出土ガラス管玉(文化庁所蔵/佐賀県立博物館保管)の保存修理が完了し、4月12日(月曜日)に返納されました。
県民の皆さまに、ガラス管玉の保存修理について報告するとともに、有柄銅剣など吉野ヶ里遺跡の代表的な出土品について改めてご紹介するため、4月17日(土曜日)から5月9日(日曜日)まで博物館3階の2号展示室で一般公開しました。
公開初日となったこの日は、長く吉野ヶ里遺跡発掘調査の責任者として携わった佐賀県教育委員会社会教育・文化財課の七田忠昭参事が、発掘調査の状況や今回の修理の経過などを含めてギャラリートークを行いました。
参加者の方々は、七田参事の説明を聴きながら、ライトブルーの鮮やかなガラス管玉を熱心に見ておられました。
(浦川)