9月初めの博物館-資料燻蒸で休館中-
夏休みには、「夏休みこどもミュージアム2010」(体験講座)で博物館を探検したり、勾玉や竹笛をつくったり、昆虫採集をして標本をつくったりと、元気な子どもたちの声が響いていました。忙しくても、楽しい夏の時間でした。
ところで、9月1日からは全館休館で、博物館の中は、とてもとても静かです。私たち学芸課職員は、9月1日から8日までは「燻蒸(くんじょう)」という作業や、資料の手入れ、整理、展示替え等をしています。
「燻蒸」とは、博物館・美術館が収蔵している大切な文化財を守るために、特殊なガスを使って害虫やカビを殺す作業です。通行人に危険がないようにロープをはったり、作業員自身もマスクをつけたりして、注意して作業をします。
今年の燻蒸も無事終わりました。18日(土曜日)から「第60回 佐賀県美術展覧会」が始まります。ぜひお立ち寄りください。
(飛松)