「中国故宮博物院の緞通と日本の緞通展」開場式
開館に先駆けて9時から、約120人の方々が参加して、「中国故宮博物院の緞通と日本の緞通展-鍋島緞通吉島家創業100周年記念-」(主催:鍋島緞通吉島家・佐賀県立美術館・佐賀新聞社)の開場式を行いました。
式では、主催者を代表して吉島伸一氏(株式会社鍋島緞通吉島家代表取締役会長)が挨拶し、中華人民共和国駐日本国大使館公使参事官張愛平氏、故宮博物院常務副院長李季氏から祝辞をいただきました。その後、主催者・来賓によりくす玉割りが行われ、展覧会がオープンしました。
展示室内では、終日、織師さんの緞通手織実演が行われており、この日は古賀さんが伝統の技をみせてくれました。また、デザイナーの山崎さんが、展示内容を来場者の方にわかりやすく説明していました。毎週土曜日14時~14時30分にはギャラリートークが行われます。
「中国故宮博物院の緞通と日本の緞通展」は、佐賀県立美術館2号・3号展示室で、11月28日(日曜日)まで開催しています。
また、11月3日(水曜日・文化の日)には、美術館ホールで講演会「緞通ロードと鍋島緞通」(13時~14時)と「中国琵琶と笛演奏会」(14時~15時)が開催されます(参加無料)。
どうぞ、この機会に日・中の緞通の伝統の技をご覧ください。
(浦川)
鍋島緞通の手織実演 |
鍋島緞通吉島家デザイナーのギャラリートーク |