OKADA-ROOM　ただいま準備中!

　7月2日(水)から佐賀県立美術館に新設されるOKADA-ROOMで、作品の展示作業が始まりました。

　学芸員が選び抜いた岡田三郎助作品11点を美術館収蔵庫からOKADA-ROOMへ運び込み、作品のセッティングを行いました。真新しい壁に作品が展示されると、雰囲気も高まります。

　作品のセッティングだけで、作業は終わりではありません。作品を鑑賞しやすいようにライティングを行います。照度計で作品の光量を確認しながら、ライトの角度や照度を少しずつ変えていきます。作品の見え方はライティングによってかなり変わるため、また、照度が高すぎると作品にダメージを与えてしまうことがあるため、担当の学芸員は、この作業に真剣に取り組んでいます。

　国内でも有数の岡田三郎助コレクションを見て頂くまで、あと数日。学芸員の展示への準備は、まだまだ続きます。

　新しく生まれ変わった佐賀県立美術館は、間もなく開館です。