博物館常設展1号展示室が一部リニューアルしました!
県立博物館常設展「佐賀の歴史と文化」1号展示室では、標本やジオラマをもちいて佐賀の自然を紹介しています。
そこには、高さ3mのティラノサウルス生態模型を展示しています。 (残念ながら佐賀県でティラノサウルスをはじめ恐竜の化石は発見されていませんが・・・)
今から45年前(1970年)、国立科学博物館(東京都)に展示されていたこの模型は、開館祝いとして県立博物館にやってきました。その姿勢は、1960年代以前に考えられていたティラノサウルスをもとに制作されたもので、体を垂直に立て、尾をひきずっています。しかし、調査・研究が進んだ現在の考えでは、頭と尾でバランスをとりながら水平な姿勢で歩き回っていたとされています。
今回、この模型をご来館のお客様にご覧いただくことで恐竜研究の歴史を実感していただきたく、高さ2,6mの迫力あるティラノサウルス復元イラストとともに、現在までに明らかとなったティラノサウルスの姿勢や特徴について解説したパネルを新しく設置しました!
リニューアルにあわせて2015年11月23日(月曜日・祝日)まで、期間限定でティラノサウルス類の歯や頭骨化石のレプリカも展示しています。
その他、縮尺25,000分の1の佐賀県自然マップも新登場!地図にのれば佐賀県を一望した気分が味わえるかもしれません・・・
佐賀県自然マップで今年天然記念物に指定された「伊万里湾カブトガニ繁殖地」を見つけたあとは、カブトガニのはく製も・・・
博物館1階エントランス水槽の中ではワラスボもお待ちしています。