【ミュージアムキャラバン隊】川登中学校・山内東小学校にお邪魔しました
県立博物館・県立美術館では、ミュージアム・キャラバン隊を行っています。
ミュージアム・キャラバン隊とは、佐賀県の児童・生徒のみなさんを対象とした出張講座です。学芸員の話をききながら、実物資料を間近に見て、触って、郷土の歴史や文化のすばらしさを実感してもらおうという取り組みです。
2017年1月31日(火曜日)、「美術鑑賞」の講座のためお邪魔したのは、武雄市立川登中学校と山内東小学校。川登中学校2年生の皆さん、山内東小学校4~6年生の皆さんを対象に、ミュージアムキャラバンを実施しました。
今回の講座でご覧いただいたのは、次の5点です。
・川浪養治《キジ》
・山口亮一《緑陰読書》
・ベルナール・ビュッフェ《魚》
・古賀忠雄《寸暇》
・観音菩薩像(複製)
日本画、洋画(油彩画)、版画(ドライポイント)、ブロンズ像、仏像彫刻(複製)と、いずれも、材料や表現方法が異なる作品です。
まず、学芸員から簡単な技法の違いや見所について解説を聞いてから、日本画、洋画、版画を、それぞれ間近でじっくりと見比べていただきました。
その後、ブロンズ像や仏像を実際にてのひらで触って、表現の特徴をてのひらで感じ取っていただきました。
川登中学校での様子
川登中学校での様子・その2(ブロンズ像に触れる)
山内東小学校での様子
山内東小学校での様子・その2(解説を聞きながら作品を見る)
山内東小学校での様子・その3(仏像について解説を聞く)
皆さん物怖じせず、積極的に作品に近づき、触れてくれました!
博物館・美術館では、ときどき展示替えを行いながら、今回ご覧いただいた日本画や洋画、版画、彫刻など沢山の種類の美術品を収蔵・展示しています。
「いつでも触っていいよ!」というわけにはいきませんが...その分、じっくり作品を観察してみてくださいね。