金立特別支援学校にミュージアム・キャラバン隊!
2017年9月12日(火曜日)、佐賀県立金立特別支援学校にミュージアム・キャラバン隊がおじゃましました!
ミュージアム・キャラバン隊とは、佐賀県の児童・生徒のみなさんを対象とした出張講座です。
学芸員が博物館・美術館の所蔵する実物資料を持参し、郷土の歴史や文化のすばらしさを伝えようという取り組みです。
今回のテーマは「勾玉をつくって弥生時代の人々のくらしを知ろう」です。
参加していただいた金立特別支援学校の高等部11名の皆さんには、滑石(かっせき)を使った勾玉作りに挑戦していただきました。
勾玉作りに入る前に、まずは弥生時代に使われていた本物の土器に実際に触っていただきます。
約1800年も昔の土器なのに、現代の私たちが使っている食器と同じような形をしていますね。
弥生時代の人々の手仕事に触れたあとは、私たちも勾玉作りに挑戦です!
滑石という石を、砥石と紙やすりを使って勾玉の形に削ります。
生徒の皆さんはもちろん、先生方も一生懸命! 力と根気の要る作業です。
弥生時代の人々も、こうしておしゃれに情熱を傾けていたのですね...。
時間内に全員完成させることができました!
最後は出来上がった勾玉を首にかけて、ハイ、ポーズ!
苦労して磨き上げた勾玉は、どれも個性的ですばらしい出来栄えでした。
佐賀県立博物館の常設展には、弥生時代に関する様々な考古資料が展示されています。
今度はぜひ、博物館に見に来てくださいね!