佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

「三人展」 みんなで描く《誕生》ワークショップ

2018年10月16日 展覧会

11月18日(日曜日)まで佐賀県立美術館で開催中の「三人展 ―Forward Stroke明日への眼差し―」では、現代日本を代表する佐賀出身の三人のアーティスト、池田学、葉山有樹、八谷和彦が魅せる圧巻の新世界が、来館された皆さんを連日魅了しています。
その「三人展」会場の出口に、つい最近、縦3m×横4m、6畳以上の巨大なシートが貼りだされました。
3×4mの大きさというと、今回の「三人展」でも展示されている、池田学氏の作品《誕生》と同じ大きさです。《誕生》、どれだけ大きいんだということですね。

みんなで描く誕生画像1

近づくと、10×10cmの、全部合わせて1200ピースの正方形で仕切られ、何枚かには絵が描かれています。

みんなで描く誕生画像2  みんなで描く誕生画像3

これは、「三人展」に来館された皆さんに、《誕生》の一部分(10×10cm)を描いていただき、それを1200ピース組み合わせることで、原寸大の《誕生》を描き写す「みんなで描く《誕生》ワークショップ」のシートです。

みんなで描く誕生画像4

色鉛筆をご用意しているので、美術館のこの場で描いてもけっこうですし、ご自宅でじっくり時間をかけて仕上げ、11月10日(土曜日)までに「三人展実行委員会『誕生』係」にお送りいただいてもかまいません。

※ お問い合わせ・送り先 
 〒840-8585
 佐賀市天神3-2-23
 佐賀新聞社事業部 三人展実行委員会『誕生』係
 TEL 0952-28-2151

みんなで描く誕生画像5

1200人が力を合わせ、みんなで《誕生》を完成させましょう。
そしてこの巨大なスペースに、わずか1mmに満たないペン先だけで壮大な世界を描き出した池田学さんの圧倒的な緻密さを追体験してみませんか?