岡田アトリエで「キャンドルワックス・ソープカービング展」開催
日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助が名作の数々を生み出し、また、岡田の画塾「女子洋画研究所」の教室として、児童画のいわさきちひろ、女性洋画家として初の文化功労者となった三岸節子など、多くの女性画家を輩出した「岡田三郎助アトリエ」。
この「岡田三郎助アトリエ」で、11月16日(金曜日)から18日(日曜日)まで、キャンドル&ソープ彫刻展が開催されています。
アロマ漂うアトリエの中は早めのクリスマス、主催者の方が「アトリエの持つ雰囲気に合わせた展示をこころみました」と言われていたとおり、作品と110年前に建てられたクラシックなアトリエがみごとな相乗効果を生んでいます。
展示されている作品は、1本のナイフのみを使ってキャンドルやソープに彫刻されたものです。
そのすばらしさと美しさを、ぜひ会場で実際にご覧ください。
主催者の方によると、先日当館が開催した博美セミナー「岡田三郎助アトリエの遺品」を聴講され、アトリエに対する知識を得たことで、「展覧会会場としてこのアトリエを使ってよかった」と更に思ったとのことです。
また、セミナーで得られたアトリエの知識は、お客様にもお伝えされているとのこと、ありがとうございます。
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岡田三郎助アトリエは、佐賀県立博物館・美術館の東隣にあり、無料で見学いただけるほか、展覧会やセミナーの会場としてご利用いただけます。
また、ウエディングドレスや、卒業式の海老茶袴のようなちょっと特別な装いで写真撮影をされる場所としてもおすすめです。
岡田三郎助アトリエについては、詳しくは、当館ホームページ
「施設案内」https://saga-museum.jp/museum/facility/okada-atelier.htmlをご覧ください。