佐賀県立博物館・美術館のまわりは早春のたたずまいです
全国的にはまだまだ寒いようですが、佐賀県立博物館・美術館がある佐賀市の13時現在の気温は14度、春の暖かい空気に包まれています。
博物館の東隣りにある岡田三郎助アトリエ。その前庭の梅の花もずいぶん以前に開花しましました。
梅の木の前の像は、岡田三郎助(右)と岡田没後のアトリエを引き継いだ辻久(つじひさし)です。辻の像は長崎の平和祈念像を制作した北村西望の作品です。
県立美術館の展示室は、現在、2月26日(火曜日)からの展覧会の準備のため閉室しておりますが、美術館2階の画廊や隣接の県立博物館では美術展示を行っております。
ふだんよりお客様も少ないので、いつもよりゆっくり心ゆくまで作品をご覧になれます。
これから日に日に明るく、暖かくなるこの時期、佐賀市内で開催されている「佐賀城下ひなまつり」と併せ、県立博物館・美術館でゆったりとした時間をすごされてはいかがでしょうか?
〇現在の美術作品の展示(いずれも観覧無料)
【博物館】
・「内山孝ーカンヴァスの陽光ー」(3号展示室) 2月28日(木曜日まで)
日展で活躍中の洋画家・内山孝の洋画作品22点を展示。外国や佐賀県の陽光にあふれた美しい風景画を中心に紹介します。
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2019/02/002142.html
・「常設展」(2号展示室)
この季節らしい「古梅図」、古川松根「立雛図」や古伊万里などを展示。
【美術館】
・「卒業個展(書道)」 2月24日(日曜日)まで
〇2月26日(火曜日)からの展覧会
【美術館】
・「九州コンテンポラリーアート2019佐賀」 3月3日(日曜日)まで
https://potari.jp/event/e720/#.XGuMJVIUmM8
・「常設展 OKADA-ROOM VOL.13」