小学生向けの茶道体験講座「はじめてのおまっちゃ」を開催しました!
博物館・美術館の南側、緑豊かな佐賀城公園の中に、佐賀城のお堀に面して建つ茶室「清恵庵」。
この茶室は、佐賀県出身の実業家で、「リコー三愛グループ」の創始者、故市村清(いちむら・きよし)氏(1900~1968)の御遺志により、幸恵夫人より昭和48年に博物館へ寄贈されました。以後、お茶会や博物館のイベントで広く活用されています。
博物館の50年をたどる展覧会、「県博クロニクルー展覧会からたどる佐賀県立博物館50年の歩みー」の関連イベントとして、小学生向けのお茶を体験するイベントをここ清恵庵で1月11日(土曜日)に開催しました。
清恵庵の寄贈は、博物館50年の歴史のなかの大切な1ページです。
展覧会担当者(一応、裏千家茶名)は、ぜひこの清恵庵で、お茶の体験の催しをしたいと考えましたのです。
参加者はまず、茶室小間の躙口(にじりぐち)から入り、広間へ。そこでかんたんなお茶のお点前(おてまえ)を見学したあとで、お友達と二人で一組になり、お茶を点て合いました。
はじめてのおまっちゃはおいしいというお友達、ちょっと苦くて残してしまったお友達とそれぞれでしたが、 一様に茶室の雰囲気を楽しんでいました。
この講座「はじめてのおまっちゃ」は、2月11日(火・祝)にも行います。
参加希望の方は、110時から 211時から 314時から 415時から(各10名まで) の希望時間と、お名前、学年、人数を記入のうえ、往復はがきまたはメールでお申し込みください。2月5日(水) 必着です。
先着順といたしますが、短期間で応募がいっぱいになった場合は抽選といたします。
皆様、どうぞふるってご参加ください。