佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

REPORT学芸員だより

【THIS IS SAGA】毎週水曜日・金曜日はギャラリートークの日!

2020年09月25日 展覧会

県立博物館の開館50周年を記念する特別展「THIS IS SAGA-2つの海が世界をつなぎ、佐賀をつくった-」は、現在、博物館2号・3号展示室で好評開催中です(~11月3日まで)。
本展では博物館・美術館セミナー、講演会やクロストーク、ミニコンサートなど、会期中にさまざまな関連イベントの開催を予定しています。
そのイベントのひとつとして、毎週水曜日の14時から、そしてナイトミュージアム実施中の毎週金曜日の18時30分から、展示室内で学芸員によるギャラリートークを実施しています!

旧石器・縄文時代から明治時代まで、それぞれの時代のコーナーを担当した当館の学芸員が、豊富な蘊蓄を交え、資料についての詳細解説や、展覧会の準備秘話などを楽しくお話しします。
これを聞けば、展覧会がきっと200%楽しめること間違いなし!の、スペシャルな解説です。

展覧会初日の9月18日(金曜日)には、最初のギャラリートークを開催しました!
この日の担当は、「鎌倉・室町」と「海域往来」のコーナーを担当した学芸員の立畠敦子です。

ギャラリートーク1

な・な・な~んと!着物で登場した立畠学芸員。
「室町時代の町娘」風をイメージしたという、ピンクの可愛らしい着物です。
室町時代は今の着物のような太帯ではなく細帯で、人々は着こなしを楽しんでいたんだそうです。う~ん、粋ですね!

ギャラリートーク2

展示中の「楊柳観音像」や「紺紙金泥妙法蓮華経」をはじめとした、海を越えて佐賀にもたらされ、数多の人の手によって現代まで受け継がれた貴重な仏教美術の品々、そして有田で生み出され、世界を魅了した有田焼("IMARI")についてのエピソードなど、この日しか聞けない話がたくさん飛び出しました!

ギャラリートーク3

ギャラリートークは各時代の担当者が日替わりで出演しますので、何度お越しいただいても楽しんでいただけますよ!
(ご参加には特別展の入場券が必要です)。

博物館50周年特別展「THIS IS SAGA-2つの海が世界をつなぎ、佐賀をつくった-」は、玄界灘と有明海がつないだ佐賀と世界の交流の歴史、佐賀の先人たちの進取と創造の姿をダイナミックに感じていただける展覧会です!
皆様のご来場をお待ちしています。