第45回あらかしコンサートを開催しました
梅雨の晴れ間に、素敵な箏の音が響きました
2021年5月21日(金曜日)の18時30分から、博物館前の屋外広場であらかしコンサートを開催しました。
博物館東側の広場に、高さ10メートルほどのアラカシの木があります。
この木は縄文時代のアラカシの実(坂の下遺跡出土)から育ったもので、縄文アラカシとよんでいます。
あらかしコンサートは、この縄文アラカシの前で、古代のロマンに浸りながら美しい音楽に親しんでいただくことを目的として2006年にスタートした小さな音楽会です。
第45回となる今回は、前日まで降っていた雨も止み、太陽も顔をのぞかせるお天気に恵まれ、坂口千代子さん(筝曲宮城会大師範)、浅山美由紀さん(同会教師)、西山巳智子さん(同会助教)をお迎えして、箏の演奏をお届けしました。
爽やかな風にのって、穏やかな、時に力強い箏の音が響き渡り、たくさんのお客様にお越しいただき、楽しんでいただきました。
アンコール曲はサプライズの「明日があるさ 上を向いて歩こう」(中村八大作曲、野村倫子編曲)。
2つの曲が1つに編曲されたもので、自然と沸き上がったお客様の手拍子の中、会場が一体となって盛り上がりました。
それぞれの曲で作曲者やその背景について解説がありました。
「四季の日本古謡」演奏の様子。
「明日があるさ 上を向いて歩こう」演奏の様子。
佐賀城公園をお散歩中のワンちゃんも聴き入る、素敵な演奏でした。
次回のあらかしコンサートは、2021年10月3日(日曜日)14時から永翁亜貴さんをお迎えして美術館ホールでピアノの演奏をお届けする予定です。
詳しくは、後日、当館ホームページでお知らせします。
次回のあらかしコンサートにも、ぜひ、お越しください。