唐津市にある唐津市近代図書館美術ホールにて、佐賀県立博物館・佐賀県立美術館コレクション展「日日是好日」が開催されています!

本展は、「絵画:画家のまなざし」(11月6日～12月5日)と「陶芸:うつわの美-文様にみる-」(2022年1月4日～1月30日)の二期に分けて、県立博物館・美術館のコレクションの名品を紹介しています。
現在開催中の第一期「絵画」では、佐賀のアートシーンに大きな貢献を果たした美術団体「佐賀美術協会」の創立者である岡田三郎助や久米桂一郎、山口亮一、御厨純一、北島浅一などの洋画家たちを中心に、立石春美、池田幸太郎などの日本画、また石本秀雄など教育者としても活躍した佐賀の画家たちの名品が取り上げられています。
また、来年1月4日からの第二期「陶芸」では、江戸から現代にかけての佐賀の陶磁器の数々を館蔵品から紹介します。「佐賀の三右衛門」や鬼才と呼ばれる松本佩山、彫刻家の古賀忠雄や染色家の鈴田照次の手掛けた陶磁器、茶器や輸出用の器など、幅広い陶芸作品が紹介されます。

唐津市近代図書館:佐賀県立博物館・佐賀県立美術館コレクション展「日日是好日」展覧会チラシ(PDF741KB)

まさに、当館のコレクションの「蔵出し」展ともいえる、今回の特別展。
当館でもなかなか一気にご紹介することができない、バラエティ豊かで魅力的な作品の数々が揃っています。
当館のコレクションを通して、佐賀の美術工芸の精華の一端を、ぜひ味わってみてください。

さらに本展では、会期中に担当学芸員によるギャラリートークも予定されているとのことです。
(※当館学芸員 野中による作品解説は終了いたしました)
こちらもぜひご参加くださいね。

「日日是好日」、第一期「絵画」の会期は12月5日(日曜日)まで。
芸術の秋、唐津で豊かな芸術作品との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひお見逃しなく!

唐津市近代図書館「佐賀県立博物館・佐賀県立美術館コレクション展『日日是好日』」公式ホームページ(唐津市のサイトにリンクします)