9月16日(土)、佐賀県立美術館ホールにて第52回あらかしコンサートを開催しました!

　今回のコンサートは、美術館40周年特別展「あそび、たたかうアーティスト　池田龍雄」にちなみ、池田龍雄が挿し絵を手掛けた絵本「ないたあかおに」を、劇団ショーマンシップの皆さまによるミュージカル公演にて開催いたしました。あらかしコンサートでミュージカル上演は初の試みでしたが、当日は300名を超えるお客様にご来場いただきました。

　ご出演いただいた、劇団ショーマンシップは、福岡市の唐人町商店街の中にある、甘棠館Show劇場を拠点とし、座長 仲谷一志(なかたにひとし)、座付作家 市岡洋(いちおかひろし)をはじめ、劇団員と提携スタッフにより、時代劇からファミリーミュージカルと幅広く作品を展開されています。その活動は九州だけにとどまらず、毎年採択されている文化庁の巡回公演事業では、今年度は「ノートルダム物語」、「ないた赤おに」の巡演を予定されており、全国に活動の場を広げられており、来年、創立30周年を迎えられます。
　劇中は、客席の皆さまも交えての歌あり、踊りありの演出に、お子様からお年寄りまで笑ったり、泣いたりしながら劇に熱中されていました。

　公演終了後には、特別展「あそび、たたかうアーティスト　池田龍雄」のギャラリートークにキャストの皆さまでご来場いただき、《ないたあかおに》の原画をご覧になりながら、「このシーンは忠実に再現できているよね」などと公演を振り返りながら、熱心にご鑑賞いただきました。

　劇団ショーマンシップの皆さま、感動の「ないた赤おに」をご公演いただき、誠にありがとうございました!

　なお次回、第53回あらかしコンサートは、2024年3月初旬を予定しております。決定次第ホームページにてご案内いたします。次回もどうぞお楽しみに!

(陣内)