佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EVENTイベント

第18回あらかしコンサート

※このイベントは終了しています。

2012年2月18日(土曜日)

日時 平成24年2月18日(土曜日)
開場:13時30分
開演:14時00分~
(1時間程度)
コンサート ポスター
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会場 美術館ホール
参加料 無料
主催 佐賀県芸術文化育成基金
佐賀県立博物館・美術館

 今回は、「筑前琵琶~源平盛衰をうたう~」と題して、筑前琵琶の音色で『平家物語』を鑑賞していただきます。特に「壇ノ浦」は、筑前琵琶と創作舞踊のコラボレーションによる素敵な調和でお楽しみいただきます。
 もともと本県は、平氏と縁が深く、平清盛の父忠盛は、肥前国神崎郡にあった神崎荘(荘園)で日宋貿易を行ったとされています。
 当日は、神埼市から出土した宋銭などを見ることもできますので、どうぞお気軽にお立ち寄りいただき、音楽と歴史資料を鑑賞して、源平時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
 多くの皆様の来場をお待ちしています。

出演

奏者:青山 旭子(あおやまきょくし)・池﨑 嶺雲(いけざきれいうん)
   木村嶺魔(きむられいま)・髙木 青鳳(たかぎせいほう)
踊り:徳永恭子(とくながきょうこ)
語り:中島 恵子(なかしまけいこ)

曲目

「平家物語」
(1)浜戦
(2)扇の的
(3)壇ノ浦
(4)衣川

出演者プロフィール(出演者提供)

青山旭子◆青山旭子(あおやま きょくし)[筑前琵琶奏者]
 福岡県糸島市出身。福岡市在住。
 20歳の時、嶺旭蝶(みね きょくちょう)師に師事。その後、薩摩琵琶の鶴田錦史(つるた きんし)師からも指導を受け、芸域を広げる。
 昭和62年、九州朝日放送のラジオドラマ「ラジオスペシャル『はかた忠臣蔵』」(第13回放送文化基金賞ラジオドラマ番組奨励賞受賞 作品)にて琵琶を担当。
 平成10年、嶺旭蝶師の後を継ぎ、新たな作品の創作など、作曲・演奏活動を通して筑前琵琶の可能性を追求。後進の育成にも尽力している。作曲作品多数。
 平成19年、5名の弟子を引率してイギリス公演(スコットランド・エディンバラ国際音楽フェスティバル他)を行う。
 平成20年には、フジテレビ系列放映のドラマ『耳なし芳一からの手紙』で、琵琶指導を担当。演奏場面にも協力出演した。

◆青山旭子門下

池崎嶺雲
池﨑嶺雲
(いけざき れいうん)
木村嶺魔
木村嶺魔
(きむら れいま)
髙木青鳳
髙木青鳳
(たかぎ せいほう)

徳永恭子◆徳永恭子(とくなが きょうこ)[踊り]
 佐賀県生まれ。
 幼少よりバレエ、モダンを杉町美千枝師に、20歳よりジャズダンスを福岡加奈子バレエ研究所で学ぶ。1988年より、同スタジオで講師。1991年NYにダンス研修。2000年、福岡で身体生活派ダンスユニット"Selbst"に立ち上げより参加。国内外のアーティストを招聘して、ダンスのワークショップ、自主公演など行う。型にはまらない自由な発想からの振付作品作りに力を入れる。2008年、吉野ヶ里イベントで「転生」を発表。2010年、有田現代アートガーデンプレイス出演。
 また、サディラ・スミスらと共に"DANSPOT"を立ち上げ、佐賀でのダンス普及をめざし、GAGA、コンタクトインプロビゼーションなどのワークショップを開催。カフェ、野外など、様々な場所でのパフォーマンスも行っている。
 最近はソロ活動も行い、音楽家、アーティストなどと即興セッションも展開中。
〈主な振付作品〉
 2009年「色っていろいろ」 第23回佐賀市市民文化祭合同バレエ公演参加作品
 2010年「スクランブル交差点」 現代舞踊協会 九州支部合同公演参加作品
 2011年「まあるい時間」 第25回佐賀市市民文化祭合同バレエ公演出品作品
     「光と影」 第11回北九州アジア全国舞踊コンクール参加作品
      など

中島恵子◆中島恵子(なかしま けいこ) [語り]
 NHK放送劇団出身。演劇、朗読、司会など佐賀、福岡で活躍中。