炎天下でのブロンズ磨きに「いい汗」-博物館実習-
7月26日(月曜日)から8月6日(金曜日)までの2週間、学芸員資格取得を目指している12大学20人の学生が博物館実習を行いました。
この日は、午前中に、実習生と学芸員により、「古賀忠雄彫刻の森」として整備されているブロンズ作品の清掃作業をしました。
炎天下の中でしたが、みなチームワークよく協力して、水拭き・ワックス掛け作業をし、予定より1時間も早く終了。終わった後は、差し入れの氷ジュースをチューチュー。笑顔で労をねぎらい合いました。
午後は、ミュージアムグッズ作成実習として、しおり作りをしました。佐賀県芸術文化育成基金の募金箱に寄付していただいた方に、心ばかりのお礼として持ち帰っていただくグッズです。実習生は、入館者の顔を想像しながら、丁寧に作業をしていました。
また、その間、佐賀北高等学校から職場訪問として来館した高校生にインタビューも受けました。学芸員実習を受けての感想や、資格取得にあたってのノウハウ、学芸員を目指すための進路の考え方など、懸命に伝えていました。
(浦川)
実習生と学芸員とのブロンズ磨き。古賀忠雄の彫刻作品をじかに触って形を感じる。
野中学芸員の実演指導。
炎天下のもとでも、頑張って磨き上げた。