佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

古賀忠雄 彫刻の森

「古賀忠雄彫刻の森」は、古賀氏の代表的な彫刻作品を県立博物館や美術館周辺の野外(佐賀城公園)に展示し、周辺環境を芸術空間として彫刻家・古賀忠雄の作品のすばらしさを多くの皆さまに鑑賞していただくため、平成6年3月に開園しました。

場所 屋外(博物館・美術館の南側)
観覧料 無料

古賀忠雄 プロフィール

1903(明治36)年~79(昭和54)年

 佐賀市水ヶ江町105番に生まれる。
 幼少より図画、手工、習字などにすぐれ、附属小学校高等科を卒業後、佐賀県立有田工業学校図案絵画科入学。この間、日本画家腹巻丹丘に認められ、東京美術学校彫刻科塑像部本科に入学。在学中、第10回帝展の「仏心」を出品し初入選する。
 昭和14年36歳の時、第3回文展(戦後日展に改称)へ「岬の男」を出品、特選を受賞する。後に第5回文展出品「建つ大東亜」で帝国芸術院賞を受賞し確固たる地位を築く。
 戦後は、日展委員、審査委員、参事等を歴任、昭和42年日本芸術院会員となり日展常務理事、日本彫刻会理事長、陶彫会会長等の要職を務め多忙を極める中、深い情緒性と力強さのあいまった作品を発表し、日本彫刻界をリードした。

展示作品

二つのみち

二つのみち
1962(昭和37)年
第5回 日展

鶏舎の朝

鶏舎の朝
1951(昭和26)年
第7回 日展

岬の男

岬の男
1939(昭和14)年
第3回 新文展特選

浴後

浴後
1975(昭和50)年
第7回 日展

呆心

呆心
1960(昭和35)年
第3回 日展

農夫

農夫
1937(昭和12)年

工場の夜警夫

工場の老夜警夫
1938(昭和13)年
第2回 新文展

幻想

幻想
1963(昭和38)年
第6回 日展

伸びよ次代

伸びよ次代
1956(昭和31)年
第12回 日展

限界

限界
1965(昭和40)年
第8回 日展

シャモと男

シャモと男
1958(昭和33)年
第1回 新日展

圧


1967(昭和42)年
第10回 日展

春雲

春雲
1963(昭和38)年

語らい

語らい
1967(昭和42)年

春を待つ

春を待つ
1968(昭和43)年

沼の幻想

沼の幻想
1968(昭和43)年

想い

想い
1968(昭和43)年

晴れ間を待つ

晴間を待つ
1974(昭和49)年
第6回 日展

太陽を知る男

太陽を知る男
1968(昭和43)年
第11回 日展

花売り

花売り
1963(昭和38)年

生きる

生きる
1961(昭和36)年
第4回 日展

漁夫三想

漁夫三想
1954(昭和29)年
第10回 日展

頬杖をつく

頬杖をつく
1974(昭和49)年

団欒
団欒
1973(昭和48)年
第5回 日展
農場の朝
農場の朝
1972(昭和47)年
第4回 日展
想


1965(昭和40)年