絢爛豪華! 岡田三郎助アトリエで佐賀錦のひな人形が展示されています
日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助が名作の数々を生み出し、また、岡田の画塾「女子洋画研究所」の教室として、児童画のいわさきちひろ、女性洋画家として初の文化功労者となった三岸節子など、多くの女性画家を輩出した「岡田三郎助アトリエ」。
この岡田三郎助アトリエで、1月8日(火曜日)から14日(月曜日)13時まで、佐賀錦のひな人形や兜人形が展示されています。
佐賀錦とは、金、銀、漆を貼った和紙を経糸(たていと)、絹を染色したものを緯糸(よこいと)として丹念に織り上げた工芸品です。
すべてが手織りで行われる非常に根気のいる手仕事で、1日わずかしか織り進むことができず、日本の美術工芸品の白眉と称されています。
金色銀色があしらわれた人形は、まさに絢爛豪華!
その中にも気品があり、アトリエのクラシックな雰囲気とみごとな相乗効果を生んでいます。
ぜひ、アトリエで実際にご覧ください。
岡田三郎助アトリエは、佐賀県立博物館・美術館の東隣にあり、無料で見学いただけるほか、展覧会やセミナーの会場としてご利用いただけます。
また、「はいからさんが通る」の時代に建てられたアトリエは、ウエデイングドレスのようなちょっと特別な装いで写真撮影をされる場所としてもおすすめです。
岡田三郎助アトリエについて詳しくは、当館ホームページ「施設案内」
https://saga-museum.jp/museum/facility/rent/okada-atelier.html
をご覧ください。