第46回あらかしコンサートを開催しました
2021年10月05日
魅力的なピアノの音色に包まれて、芸術の秋を満喫!
2021年10月3日(日曜日)の14時00分から、美術館ホールであらかしコンサートを開催しました。
博物館東側の広場に、高さ10メートルほどのアラカシの木があります。
この木は縄文時代のアラカシの実(坂の下遺跡出土)から育ったもので、縄文アラカシとよんでいます。
あらかしコンサートは、この縄文アラカシの前で古代のロマンに浸りながら、美しい音楽に親しんでいただくことを目的として2006年にスタートした、アットホームな雰囲気の小さな音楽会です。
第46回目となる今回は、佐賀県唐津市出身のピアニスト、永翁亜貴(ながおさあき)さんをお迎えして、開催中の特別展「白馬、翔びたつ―黒田清輝と岡田三郎助―」の洋画家2人が渡欧したフランスの音楽家、ドビュッシーの「月の光」やラヴェルの「水の戯れ」などをお届けしました。
始まりの曲は、バッハの「フランス組曲第3番」。
それぞれの作曲家や曲について、親しみやすい説明も!
時には力強く、時には優しく、時にはキラキラとした音色がホールに響きました。
最後は、アンコールとしてショパンのエチュード「黒鍵」の演奏と大きな拍手の中、約1時間のコンサートがあっという間に終了しました。
次回のあらかしコンサートは、2022年2月6日(日曜日)14時から、エリシオン・フィルハーモニー・オーケストラをお迎えして美術館ホールで開催する予定です。
詳しくは、後日、当館ホームページでお知らせします。
次回のあらかしコンサートも、ぜひ、お越しください。