テーマ展「名護屋城と配陣図」
※この展覧会は終了しています。
2019年10月 4日(金曜日) ~ 2019年11月17日(日曜日)
名古屋陣之図
展示概要
豊臣秀吉は、朝鮮出兵の拠点として、肥前名護屋(佐賀県唐津市)に城を築き、全国の大名を集結させました。160家を超える大名達は、名護屋城の周辺にそれぞれの陣屋を構え、一時10万を超える兵が駐屯しました。現在名護屋城跡を中心とする半径3kmの範囲内に約150箇所の陣跡が確認されており、名護屋城跡と23の陣跡が国の特別史跡に指定されています。
陣の位置を描いた絵図は「配陣図」と称されます。現在確認されている配陣図はすべて江戸時代後期以降のものですが、陣主を比定する際の有効な基礎資料となっています。一口に「配陣図」と言っても、その内容や描き方は様々で、陣主が率いた兵数がわかるものや城下町を描いた絵画のようなものなど多種多様です。
本展覧会では、当館が所蔵する「配陣図」を一堂に紹介します。また、往時の名護屋の様子を描いた「肥前名護屋城図屏風」や正室北政所に宛てた秀吉自筆書状、名護屋城跡・陣跡の出土資料などから、稀にみる大都市であった肥前名護屋の賑わいや、秀吉や参陣した大名達の生活に迫ります。
会期 | 令和元年(2019年)10月4日(金曜日)~11月17日(日曜日) |
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会場 | 佐賀県立 名護屋城博物館(企画展示室) |
観覧料 | 無料 |
主催 | 佐賀県立名護屋城博物館 |
肥前名護屋城図屏風(佐賀県重要文化財、当館蔵)
名古屋陣之図(当館蔵)
豊臣秀吉自筆書状(五月廿二日/おね宛)(佐賀県重要文化財、当館蔵)
展示風景
展示風景
(配陣図などは、間近で見ることができます)
ギャラリートーク
会期中に、展示担当学芸員による展示解説を開催します。
日時:令和元年(2019年)10月5日(土曜日)、11月2日(土曜日)
いずれも11時00分~、13時30分~ (20分程度)
料金:無料(事前申込等も不要です)
展示パンフレット
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