3. 名護屋城以後
江戸時代以降についてみていきます。江戸幕府将軍の就任に際して朝鮮国から招かれた朝鮮通信使や朝鮮時代の工芸資料、「誠信の交わり」を説いた雨森芳洲などをご紹介しています。
また、近現代のコーナーでは日本統治時代の古写真・絵葉書などを展示しています。
朝鮮通信使行列絵巻(ちょうせんつうしんしぎょうれつえまき)[部分]
〔17世紀末~18世紀初頭〕
江戸時代、江戸幕府将軍の代替わりごとに朝鮮国から使節団が派遣され、その数はときに500人にのぼる大規模なものでした。
朝鮮人参(ちょうせんにんじん)
〔江戸時代〕
日朝貿易で輸入された朝鮮人参は万能の生薬として珍重されました。
螺鈿花鳥文函(らでんかちょうもんはこ)
〔朝鮮時代後期〕
吉祥を意味する松竹梅・ざくろ・桃が美しい螺鈿で描かれています。