常設展示
「日本列島と朝鮮半島との交流史」
名護屋城博物館の常設展示は原始・古代から近現代にいたる日本列島と朝鮮半島との交流の歴史をメインテーマとしています。
ここでは、常設展示室の展示資料の中からいくつか代表的なものをご紹介します。(貸出・展示替えによりご覧いただけない場合があります。ご了承ください。)
場所 | 2階 常設展示室 |
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1. 名護屋城以前
最初のコーナーでは、原始・古代から中世の時代を対象としています。
古くから日本列島と朝鮮半島との間ではさまざまな人々が行き交い、その中で様々な文化が発展し育くまれていったことを展示・紹介しています。
2. 歴史の中の名護屋城
1592年から7年間にわたって行われた豊臣秀吉による朝鮮侵略(文禄・慶長の役/壬辰・丁酉倭乱イムジン チョンユウェラン)をテーマとしたコーナーで、常設展示の中核的存在です。
黄金の茶室
豊臣秀吉が名護屋城に持ち込ませ、茶会や外国使節の歓待に使用した「黄金の茶室」を、当時の史料に基づき再現し、展示しています。
(2022年3月公開開始)
3. 名護屋城以後
江戸時代以降についてみていきます。江戸幕府将軍の就任に際して朝鮮国から招かれた朝鮮通信使や朝鮮時代の工芸資料、「誠信の交わり」を説いた雨森芳洲などをご紹介しています。
4. 特別史跡 名護屋城跡並びに陣跡
名護屋城跡や周辺陣跡の発掘調査の成果をご紹介するコーナーです。
金箔瓦や陶磁器などの出土遺物のほか、保存整備の様子についてもご紹介しています。