博物館・美術館セミナーは、当館学芸員が各分野の知見を活かし、郷土の歴史や文化、館蔵資料などについてわかりやすく解説する講座です。

　本セミナーでは、名護屋城博物館の豊臣秀吉（豊国大明神）像、基山町・大興善寺と対馬市・萬松院の徳川家康（東照大権現）像を中心に、豊臣秀吉と徳川家康の肖像について考えます。秀吉の顔にはヒゲがあるのに家康にないのはなぜか？２人の肖像の背景には何が描かれているのか？怒った顔の家康像は本当に家康を描いたのか？調べてみると、中世から近世にかけてうつり変わる権力者のイメージの変化、人が神になるとはどういうことか、いろいろなことが見えてきます。

博物館・美術館セミナー「秀吉の顔／家康の顔」

【日時】6月7日(土曜日)　13時30分～15時
【場所】美術館　画廊（2階）
【講師】竹下　正博（県立博物館・美術館　副館長）
【参加料】無料　事前申し込み不要
【定員】50名程度

受付は当日、30分前から会場にて行います。

※ご参加の際は、手指の消毒及び咳エチケットのご協力をお願いします。
※具合の悪い方、発熱や風邪症状がある方は入館をお控えください。

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