県立美術館で池田学の作品を特別公開します(7月27日~8月18日)
2019年07月18日
7月27日(土曜日)から31日(水曜日)まで、第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)が県立博物館・美術館を中心に開催されます。
これを記念して、県立美術館OKADA-ROOM内において、佐賀出身の現代作家、池田学(いけだ・まなぶ)の作品2点を下記により期間限定で特別公開します。
佐賀県多久市生まれ、アメリカ合衆国在住の池田学は、ペンとインクによる緻密な描写から壮大なスケールの世界観を描き出す作風で知られ、日本のみならず世界で高い評価を受けるアーティストです。2019年度には、池田の代表作《誕生》(当館蔵)が高校の美術の教科書の表紙を飾りました。
全国の高校生の作品の競演とあわせ、佐賀が生んだ一流のアーティストの作品をこの機会にぜひお楽しみください!
展示期間 |
2019年7月27日(土曜日)~8月18日(日曜日) 休館日:毎週月曜日 |
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会場 | 美術館1階 OKADA-ROOM内 |
観覧料 | 無料 |
関連企画 |
期間中、美術館情報コーナー横のデジタルサイネージにおいて、《誕生》の資料映像を放映します。 |
特別展示 出品作品(予定)
1 池田学《けもの隠れ》 1999年、 紙・ペン・インク 個人蔵(寄託)
2 池田学 《航路》 2008年、紙・ペン・インク 個人蔵(寄託)
※「OKADA-ROOM Vol.14」一部展示作品との展示替えを行います。
※《誕生》は展示されません。
池田 学(いけだ・まなぶ、1973~)
1973年、佐賀県多久市生まれ。1998年 東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業。卒業制作にて紙に丸ペンで描く独自の細密技法を確立した。2000年 同大学院修士課程を修了。2011年より文化庁芸術家在外研修員としてカナダに滞在。2013年よりアメリカで3年にわたり滞在制作を行い、大作《誕生》を完成させた。圧倒的な緻密さと共に、ユニークな感性と想像力溢れる作風によって高い評価を得ている。
撮影:高橋宗正