2022年04月15日

本日より、美術館回廊横(佐賀城公園・古賀忠雄彫刻の森)において、日本初の鉄道開業を成功に導いた大隈重信の志が込められた「高輪築堤(たかなわちくてい)」の再現展示が公開されています。
明治5(1872)年9月12日、日本初の鉄道が新橋～横浜間で開業しました。鉄道開業に際し、陸軍から鉄道用地の提供に難色を示された大隈重信は、陸ではなく海に堤を築いて線路を通すことを決断しました。その時に造られたのが高輪築堤です。

佐賀県立博物館のエントランスホールでは、幾多の困難を乗り越え、鉄道開業を成し遂げた大隈の発想力や決断力を、実際の築堤の石の展示と、迫力ある映像劇で伝えています。大隈が鉄道開業にかけた熱い思いをご体感ください。

「高輪築堤」再現展示およびドラマ展示(映像)

《開館時間》9時30分～18時
《展示場所》高輪築堤ドラマ展示:博物館エントランスホール
　　　　　　高輪築堤再現展示:美術館回廊横(屋外)
《休館日》月曜日(祝日の場合は翌平日)・12月29日～1月1日　※博物館の休館日に準ずる
《観覧料》無料
《お問合せ先》佐賀県文化課(TEL:0952-25-7253)
《「高輪築堤」紹介 佐賀県公式Webサイト》
https://www.pref.saga.lg.jp/chikutei/default.html