名護屋城博物館

施設案内FACILITY

日韓交流支援・博学連携

韓国語講座

 国際交流員による韓国語の講座を毎週土曜日に開いています。

韓国語スピーチコンテストinなごや

 当館では、韓国語学習者の実力発揮の場、交流の場として「韓国語スピーチコンテストinなごや」を開催しています。

日韓交流の支援

 当館は、日韓交流を考えておられる方々を応援する「日韓交流センター」としても活動しています(平成13年5月1日設置)。国際交流課と当館が連携をとりながら、地元の方々への交流支援をおこなっています。

名護屋小学校と韓国・萬徳初等学校の交流事業への支援

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両校の交流会

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韓国文化授業の様子
(写真提供:名護屋小学校)

 両校の交流は、平成12年度から本格的に始まりました。現在は、隔年で相互訪問やホームステイなどが行なわれており、子供たちは互いの文化や習慣を、生活を通して学び交流を深めています。
 また、名護屋小学校では、各学年5~9時間の韓国語・韓国文化に関する授業が行われており、子供たちの国際感覚やコミュニケーション能力の育成に力が注がれています。当館では国際交流員を中心に、同校のこれらの活動を支援しています。
 このような未来志向にもとづく韓国との交流事業が高く評価された名護屋小学校は、平成22年度に「アジアKids大賞」、翌23年度には「第42回博報賞(国際文化理解教育部門)」を受賞されています。

地域の交流事業への支援

 上記の活動のほか、地元の方々が行われている韓国との交流事業についても、行事等での翻訳や通訳、ホームステイの事前講習などに協力しています。

唐津青翔高校との博学協働授業「日韓交流史」

 平成18年度から佐賀県立唐津青翔高校との博学協働授業「日韓交流史」を実施しています。
 対象は環境文化系列文化学系の2年生で、地歴科の先生と学芸員が指導にあたりながら、年間を通じて授業を行っています。

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お客さまへの展示説明

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名護屋城跡での発掘体験

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名護屋城跡での発掘体験

この博学協働授業で生徒がつくった成果物を公開しています

(1)「秀吉が通った道と城下町について」「名護屋城と関わりのある人物」(平成27年度)

 平成27年度の授業では、秀吉が通った太閤道と名護屋の城下町、名護屋城と関わりのある人物をテーマとしたリーフレットを作成しました。城下町の町名の由来や太閤道の様子、豊臣秀吉・徳川家康・黒田官兵衛といった名護屋城に関わった人物を写真や図をまじえて解説しています。
 読みごたえがありますので、ぜひご覧ください。

 

「秀吉が通った道と城下町について」ダウンロード(PDF 341KB)

「名護屋城と関わりのある人物」ダウンロード(PDF 442KB)

※リーフレットは当館受付でも配布しています。(ただしモノクロ印刷です)

(2) 小中学生向けに制作した「なぜ?なに?名護屋城」(平成26年度) 

 平成26年度の授業では、名護屋城について分かりやすく解説した小中学生向けのリーフレットを作成しました。「なぜ名護屋にお城を建てたの?」「なぜ名護屋城は壊されたの?」など8つのポイントについて解説しています。
 見学前の予習や自由研究などにも、ぜひご活用ください。

なぜなに名護屋城リーフレット

「なぜ?なに?名護屋城」ダウンロード(PDF 1,257KB)
※リーフレットは当館受付でも配布しています。

(3)地域を舞台にした「日韓交流の歴史マップ」(平成24年度)
 平成24年度の授業では、唐津市北部(一部長崎県地域含む)における日韓交流の歴史マップを作成しました。名護屋城だけではない、地域に残る日韓の歴史を物語る遺跡や場所をご紹介しています。実際に生徒7名が訪ねた5ヶ所は詳しい解説付きです。
 一般の観光マップとはひと味違った手作り感あふれるマップ、ぜひご覧ください。

日韓にまつわる歴史マップ

日韓にまつわる歴史マップダウンロード(PDF 683KB)
※マップは当館でも配布しています。(ただしモノクロ印刷です)

(4)名護屋城の城下町地域をご紹介する「町歩きマップ」(平成23年度)
 平成23年度の授業では名護屋城の旧城下町地域をご紹介した「町歩きマップ」を作成しました。「肥前名護屋城図屏風」には多くの人で賑わう城下町が描かれていますが、現在でもかつての道すじを実際にたどることができます。
 マップには表に生徒たちの手作り感あふれる地図を、裏面には「屏風」の絵を掲載。両者を対比させることができます。
 みなさんもこのマップを片手に400年前の城下町を歩いてみませんか?

マップ

名護屋城周辺街歩きマップ(PDF 1200KB)
※マップは当館でも配布しています。(ただしモノクロ印刷です)

※実際に町を歩かれる際には車に十分に気を付けてください。
 地図の範囲には車が進入できない箇所も多くあります。徒歩での行動をおすすめします。
 また、住民の方のご迷惑にならないようマナーを守って通行ください。