名護屋城博物館

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豊臣秀吉の「黄金の茶室」を復元・公開します

2022年02月08日

 当館では、豊臣秀吉が名護屋城内で組み立てて使ったとされる「黄金の茶室」を復元し、下記のとおり一般公開を始めます。肥前名護屋の地にあった本物の歴史文化をご堪能ください。

1 日時 令和4(2022)年3月27日(日曜日)13時00分から

2 場所 県立名護屋城博物館 2階常設展示室内

                                            (復元イメージ)黄金.jpg

見学される皆様へ

 混雑状況によっては、見学までお待ちいただく場合や、見学いただく時間が短くなることもありますので、お時間に余裕をもってお越いただきますようお願いいたします。
 また、団体での御利用に当たって、密を避けるため複数のグループに分かれていただくこともあります。
 御不便をおかけし大変申し訳ございませんが、御理解と御協力をお願いいたします。


    記録上、「黄金の茶室」は名護屋に運び込まれて4回使用されたことが確認され
   ています。
    ・在陣の大名衆とともに茶会(天正20(1592)年5月28日)
    ・フィリピン使節団に披露(天正20(1592)年7月8日)
    ・加藤清正の家臣への労い(天正20(1592)年7月)
    ・明国勅使の歓待(文禄2(1593)年5月23日)
    博多の商人である神屋宗湛かみやそうたんが記した茶会記「宗湛日記そうたんにっき」などによれば、
   茶室の広さは3畳、組み立て式で、全体が金で包まれていたと記されています。

             〈参考写真〉京都市所有「黄金の茶室」
02黄金茶室.jpg