1日限定"「岡田三郎助アトリエ」を描いた作品《縫いとり》を「岡田三郎助アトリエ」で展示します
2019年03月13日
佐賀県立美術館では、岡田三郎助アトリエ移設1周年を記念して開催する「岡田三郎助の花物語―万花描く辻永とともに―」展の開催初日、3月16日(土曜日)に、岡田がアトリエを描いた作品《縫いとり》を本作の舞台であり、制作された場でもあるアトリエ(県立博物館東隣りー県立博物館と県立美術館は棟続きの建物です)で、1日限定で特別展示いたします。岡田三郎助の作品《縫いとり》(1914年)は、岡田がアトリエで針仕事にいそしむ妻・八千代を描いた作品です。
《縫いとり》1914 油彩・画布 個人蔵
岡田がアトリエの内部を細やかに描いた作品は非常に珍しく、2018年4月に佐賀県立博物館東隣りに移築されたアトリエの、当時を復原する資料にもなりました。
また、妻を描いたことが判明している現存作品は本作と《支那絹の前》(髙島屋史料館蔵)のみです。
当時の面影を残すアトリエで、制作の場の空気を感じながら作品を味わうことが出来るまたとない機会です。
ぜひご観覧ください。
なお、3月17日以降、本作は県立美術館OKADA-ROOMで6月16日(日曜日)まで展示いたします。
詳細は下記をご覧ください。
【日 程】 平成31年(2019年)3月16日(土曜日)
【時 間] 9時30分~18時
【場 所】 岡田三郎助アトリエ(県立博物館東隣り-県立博物館と県立美術館は棟続きの建物です)
【観覧料】 無料
「アトリエ移設1周年記念展 岡田三郎助の花物語―万花描く辻永とともに-」は3月16日(土曜日)から
5月6日(月曜日・祝日)まで県立美術館で開催します。
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2019/02/002140.html