佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

NEWSお知らせ

【2月8日、9日】「吉野ヶ里遺跡―軌跡と未来―」展、シンポジウムを開催します!

2020年01月21日

美術館で開催中の「吉野ヶ里遺跡ー軌跡と未来ー」に関連して、2月8日(土曜日)・9日(日曜日)に下記のシンポジウムを開催します。
畿内説、九州説と今なお議論が止まない「邪馬台国」の謎、そして九州・有明海地域の弥生の遺跡の最新の発掘調査をとおして、弥生時代について相対的・多角的に考えるプログラムです。
両日とも、参加無料・事前申し込み不要です。ぜひご参加ください!

【2月8日】吉野ヶ里遺跡史跡指定30年記念シンポジウム「邪馬台国の今 ~弥生時代研究のFrontline~」

吉野ヶ里フィーバーから30 年余り。「唐古・鍵遺跡」、「吉野ヶ里遺跡」――日本中を巻き込んだ古代史ブームの中、邪馬台国論争で必ず名前が挙がった二つの遺跡があります。
当時からその調査に携わり、研究を続けてきた2 人の研究者が、今考える弥生時代像、そして邪馬台国について熱く議論します。

日時 2020(令和2)年2月8日(土曜日)
13時30分~16時50分
会場 佐賀県立美術館ホール
プログラム

13:00~13:10 開会あいさつ
13:10~14:00 基調講演「唐古・鍵遺跡から見た邪馬台国(仮)」
  講師:藤田三郎氏(田原本町教育委員会文化財保存課)
14:10~15:00 基調講演「吉野ヶ里遺跡から見た邪馬台国(仮)」
 講師:七田忠昭(佐賀城本丸歴史館館長)
15:10~16:40 シンポジウム「邪馬台国の今 ~弥生時代研究のFrontline~」
 (パネリスト)藤田三郎氏、高島忠平氏((公財)佐賀県芸術文化協会理事長)、七田忠昭、(コーディネーター)内田信子氏(学校法人旭学園理事長)
16:50 閉会

参加料

無料(事前申し込み不要)

吉野ヶ里遺跡史跡指定30年記念シンポジウムチラシ.pdf

【2月9日】吉野ヶ里遺跡史跡指定30年記念シンポジウム・研究会「環有明海の弥生文化I(弥生時代の集落)」

有明海周辺の遺跡の発掘成果などから、この地域の弥生時代の様子について探る研究会です。
九州各地域からの埋蔵文化財の研究者が集結、最新の研究成果を発表します!

日時 令和2年2月9日(日)
9時40分~16時20分
会場 美術館2階画廊
プログラム

9:40     開会行事
9:50~10:40  総論「無文土器から見た環有明海の日韓交流」
       山崎頼人(小郡市教育委員会)
10:40~11:20 発表1「吉野ヶ里遺跡の調査成果と課題」
       渡部芳久(佐賀県文化課文化財保護室)
11:20~12:00 発表2「武雄市竹ノ下遺跡の調査(仮)」
       越知睦和(佐賀県文化課文化財保護室)
12:00~13:20 休憩 
13:20~14:00 発表3「雲仙市周辺の弥生集落調査」
       村子晴奈(雲仙市教育委員会)
14:00~14:40 発表4「低地における弥生~古墳集落の調査」
       坂元雄紀(福岡県文化財保護課)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:30 発表5「玉名市大原遺跡の調査」
       中村安宏(玉名市教育委員会)
15:30~16:10 発表6「熊本市上代町遺跡群の調査」
       芥川太郎(熊本市教育委員会)
16:10~16:20 閉会行事

参加料

無料(事前申し込み不要)

展覧会「吉野ヶ里遺跡ー軌跡と未来ー」をご観覧いただくと、シンポジウムをより深く楽しんでいただけます。
「吉野ヶ里遺跡ー軌跡と未来ー」(1月1日~2月16日)の詳細については、展覧会のページをご覧ください。