※この展覧会は終了しています。

　　

　日本と東アジアの人々は古くから盛んに交流を行ってきました。海を越えた交流は、異郷の人々との出会いから始まり、古代では王や豪族などによる国家間の政治的な交渉が加わり、さらに中世には商人の交易船によるアジア規模の交易が活発に行われるようになるなど、これまで知られている以上に多様な交流があったことが明らかになってきました。
　本展覧会では、時代ごとに様々なかたちで海を越えて運ばれた貴重な品々をとおして、日韓交流の歴史を紐解き、これからの日韓文化交流の発展につなげていきたいと考えています。
　ぜひ、多くの方の御来場をお待ちしております。

会期	2015年9月18日(金曜日)～11月4日(水曜日)
会場	佐賀県立名護屋城博物館(企画展示室)
休館日	開催期間中は無休
展示点数	100件130点
期間中の入館料	大人500円(400円)、大学生300円(200円) 高校生以下及び障害者手帳をお持ちの方は無料 (　)内は20名以上の団体料金
主催	佐賀県立名護屋城博物館
備考	本展覧会は芸術文化振興基金の助成を受けています

※本展覧会の期間中は入館が有料となります。あらかじめご了承ください。
(「バーチャル名護屋城」の利用にともなうタブレットの貸出受付などは除く)。

開催期間中のイベント

• なごや歴史講座 <終了しました>
  「朝鮮三国時代の倭系文物ー見えてきた日韓交渉の実相ー」
  日時:2015年9月20日(日曜日)　13時30分～15時
  講師:蒲原宏行(本館副館長)
  資料代:100円
  
  
• 国際学術シンポジウム <終了しました>
  「考古学からみた日韓交流の実像」
  日時:2015年10月11日(日曜日)　13時30分～16時
  講師:武末純一氏(福岡大学教授)
  　　 李東冠氏(大韓民国国立晋州博物館学芸研究士)
  　　 洪潽植氏(大韓民国釜山市立福泉博物館長)
  資料代:100円
  
  
• 韓国伝統舞踊公演 <終了しました>
  日時:2015年10月18日(日曜日)　13時30分～15時
  出演:鄭明子韓国伝統舞踊団
  料金:無料
  お申込み:事前申し込みは不要です
  
  

代表的な展示資料

～海を渡った縄文人～
韓国・安島貝塚出土　縄文土器(韓国・国立光州博物館蔵)

～新しい農具～
佐賀県重要文化財　土生遺跡出土　踏鋤(小城市教育委員会蔵)

～いにしえの魔除け～
韓国・大成洞古墳群出土　巴形銅器(韓国・国立金海博物館蔵)

～武寧王の遺宝が佐賀へ～
韓国・武寧王陵出土　装飾品(韓国・国立公州博物館蔵)

～鳳凰が黄金に輝く大刀かざり～
国重要文化財　双六古墳出土　金銅製単鳳環頭柄頭(壱岐市教育委員会蔵)

～よみがえる沈没船の宝物～
韓国・新安海底遺跡出土　青磁壺(韓国・国立中央博物館蔵)

展覧会のチラシ

「はるかなる海上の道」展チラシ(PDF970KB).pdf