企画展「綺羅、星の如くー戦国の雄、肥前名護屋参陣ー」
※この展覧会は終了しています。
およそ430年前、国内統一を成し遂げた豊臣秀吉は、かねてより構想を抱いていた大陸への侵攻(「唐入」)を具現化し、朝鮮半島へと出兵します。「文禄・慶長の役」と呼ばれるこの戦争では、肥前名護屋(佐賀県唐津市)の地に国内の軍事拠点が設けられました。名護屋には天下人の秀吉はもとより、戦国の世を戦い抜いた数多の大名・武将が日本各地から参陣し、「綺羅、星の如く」居並んでいました。名護屋城周辺には150家を超える大名・武将の陣屋が建ち並び、城下には京都、大坂、堺、博多などの商人の店が軒を連ね、人口数十万を数える日本有数の大都市が忽然と出現したのです。
今回の企画展では、肥前名護屋に参陣した著名な大名・武将に焦点を当て、彼らを象徴する資料を一堂に展示するとともに、諸大名陣屋の様子を紹介し、日本史上類を見ない政治・経済・文化のるつぼと化した「肥前名護屋」の姿に迫ります。
チラシ表面.pdf(1.5 MB)
チラシ裏面.pdf(1.1 MB)
会期 | 令和2年(2021年)9月17日(金曜日)~11月7日(日曜日) |
会場 |
佐賀県立名護屋城博物館(企画展示室) |
観覧料 |
無料 |
出品点数 |
約50点(国宝1点、重要文化財5点を含む) |
展示内容 |
展覧会で取り上げる大名・武将 |
展示構成(予定) |
|
主催 |
佐賀県立名護屋城博物館 |
後援 |
唐津市、唐津市教育委員会、一般社団法人唐津観光協会、肥前名護屋歴史ツーリズム協議会 |
企画展特設サイトはこちら→ http://hizennagoyajou2021.com/
村井美樹氏開催記念トークショー 「私の歴史の楽しみ方」 ※申込受付は終了いたしました
歴史好きとして知られ、歴史番組などで活躍している村井美樹さんに、歴史の楽しみ方、肥前名護屋の魅力についてわかりやすくお話しいただきます。
日時:令和3年9月18日(土曜日)13時50分~15時
会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
聴講料:無料
定員:250名(事前申込、抽選)
申込方法:企画展特設ページ(http://hizennagoyajou2021.com/)
又はファクス(0952-29-3550(読売広告西部))
申込締切:令和3年9月1日(水曜日)
記念講演会「綺羅、星の如く-名護屋城の陣から見た武将たち-」
文禄・慶長の役の頃の城郭研究において第一線で活躍されている千田嘉博氏(城郭考古学者)をお招きして、名護屋城周辺に築かれた諸大名の陣から見た武将たちについて、御講演いただきます。
日時:令和3年10月17日(日曜日)13時30分~15時
会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
講師:千田嘉博氏(城郭考古学者)
聴講料:無料
定員:先着250名(事前申込・抽選)
申込方法:企画展特設ページ(http://hizennagoyajou2021.com/)
又はファクス(0952-29-3550(読売広告西部))
申込締切:令和3年9月30日(木曜日)
着れちゃう!ダンボール甲冑作り体験 ※定員に達しましたので申込受付は終了いたしました
名護屋にも参陣した前田利家・伊達政宗・真田信繁(幸村)のダンボール甲冑を制作できます。
日時:令和3年10月10日(日曜日)10時~11時30分、14時~15時30分
会場:佐賀県立名護屋城博物館図書閲覧室
参加費:無料
定員:12名(事前申込・先着)
対象年齢:6歳~12歳(身長100~120cm程度)
申込方法:企画展特設ページ(https://hizennagoyajou2021.com/)
又はファクス(0952-29-3550(読売広告西部))
なごや歴史講座 ※このイベントは終了しています
「綺羅、星の如く-戦国の雄、肥前名護屋参陣-」
日時:令和3年9月19日(日曜日)13時30分~15時
会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
講師:都留慎司(当館学芸員)
料金:無料
定員:先着250名(事前申込不要)
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日時:令和3年10月9日(土曜日)、11月6日(土曜日)、7日(日曜日)
11時~/14時~(各20分程度)
会場:佐賀県立名護屋城博物館企画展示室
料金:無料
定員:各回先着20名程度(事前申込不要)
主な展示資料
豊臣秀次朱印状(とよとみひでつぐしゅいんじょう)
(天正20年)12月7日付
(国宝「上杉家文書」、米沢市上杉博物館蔵)
文禄元年十二月七日付け、秀次から上杉景勝あてた朱印状。
名護屋在陣が八か月に及ぼうとしていた景勝への陣中見舞いの手紙。
(本紙縦23.2cm×横65.8cm)
石田三成・増田長盛連署血判起請文(部分)
(いしだみつなり・ましたながもりれんしょけっぱんきしょうもん)
(重要文化財、大阪城天守閣蔵)
関白秀次追放事件の直後に、秀吉と秀頼への忠誠を誓った血判起請文。
(本紙縦26.0cm×横105.0cm)
白檀塗蛇の目紋蒔絵仏胴具足 附 蛇の目紋長烏帽子形兜
(びゃくだんぬりじゃのめもんまきえほとけどうぐそく つけたり
じゃのめもんながえぼしなりかぶと)(本妙寺蔵)
加藤清正所用の具足と伝わる。胴は表面を漆で塗り上げて一枚鉄の
ように作り、その上に白檀塗を施して大きな蛇の目紋を金蒔絵で描く。
(胴廻91.0cm、兜高83.0cm)
茜染の旗(あかねぞめのはた)
(真田宝物館像)
真田昌幸の父である真田幸綱所用と伝わる旗。茜地に六文銭が染め
抜かれている。
(一旒 120.0cm×76.5cm+7.5cm)