名護屋城博物館

展示案内EXHIBITION

「黄金の茶室」復元記念 特別企画展 「肥前名護屋、煌めく―豊臣秀吉と桃山文化―」

2022年9月16日(金曜日) ~ 2022年11月 6日(日曜日)

 織田信長、豊臣秀吉による国内統一が進んだ16世紀後半、それまでの伝統的な枠組みにとらわれない自由で荘厳華麗な桃山文化が花開きました。
 国内統一を果たし天下人となった秀吉が文禄・慶長の役の拠点として築いた名護屋城には金箔瓦で飾られた天守がそびえ、城内は狩野派や長谷川派が描いた障壁画で彩られたと伝わります。また、秀吉や大名たちによって能や茶の湯が盛んに行われ、城下には南蛮人など異国の人々との交流もあり、桃山文化盛栄の地となりました。
 佐賀県立名護屋城博物館では、かつて名護屋城に置かれ、華やかな桃山文化を象徴する「黄金の茶室」を令和4年3月に復元・公開しました。本展では、この公開を記念し、多様な特色をもつ桃山文化の中から、特に名護屋城に関連の深い「黄金」、「茶の湯・能」、「桃山絵画」、「南蛮文化」をテーマとし、桃山時代を代表する一級の資料・作品を一堂に御紹介します。美しく輝いていた「文化都市」肥前名護屋の姿を、是非ご覧ください。

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チラシ裏面.pdf(1.0 MB)

会期 令和4年(2022年)9月16日(金曜日)~11月6日(日曜日)

会場

佐賀県立名護屋城博物館(企画展示室)

観覧料

企画展示室のみ有料
大人500円、大学生(専門学校生含む)300円
団体(20名以上)大人400円、大学生200円
高校生以下、障害者手帳及び指定離病医療受給者証をお持ちの方とその介助者1名は無料

出品点数

約45点(重要文化財8件12点、重要美術品1件1点、名古屋市指定文化財1件1点、
    大阪市指定文化財1件1点、佐賀県重要文化財2件2点を含む)
    ※一部は会期中に展示替えを行います。

展示内容

展示構成(予定)
(1)黄金×名護屋 (2)茶の湯・能×名護屋 (3)桃山絵画×名護屋 (4)南蛮文化×名護屋

主催

佐賀県立名護屋城博物館
後援

唐津市、唐津市教育委員会、一般社団法人唐津観光協会、肥前名護屋歴史ツーリズム協議会

特別企画展特設サイトはこちら→ https://www.wareserve.net/hizennagoya-kirameku/

 

 

「肥前名護屋、煌めく」スペシャルトーク
[台風接近のため中止]

 日本中世史研究に造詣の深い本郷和人先生に、肥前名護屋の地で花開いた桃山文化などを中心に御講演いただき、特別企画展のアンバサダーを務めていただくデヴィ・スカルノさんを迎え、桃山文化や伝統文化の魅力についてのトークショーを行います。
(第一部)基調講演「桃山文化と肥前名護屋」
     講師:本郷和人先生(歴史学者・東京大学史料編纂所教授)
(第二部)トークセッション「肥前名護屋からみる伝統文化の魅力とこれから」
     デヴィ・スカルノさん×本郷和人先生×中尾清一郎佐賀新聞社長
 日時:令和4918日(日曜日)1330分~1530
 会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
 聴講料:無料
 定員:450名(事前申込、抽選)
 申込方法:特別企画展特設ページ(https://www.wareserve.net/hizennagoya-kirameku/)
      又はファクス(0952-28-3889(佐賀広告センター))
      申込締切:令和49月2日(金曜日)
アンバサダービデオメッセージ(県公式YouTube:https://youtu.be/KplR-pHIn5g



林本大氏能ワークショップ ※申込受付は終了いたしました

 唐津市出身の能楽師の林本大氏に、秀吉もハマった能の世界・能の魅力や、11月5日に名護屋城跡で開催される「薪能」の見どころなどについてお話しいただきます。

 日時:令和4924日(土曜日)1330分~1530
 会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
 聴講料:無料
 定員:250名(事前申込・抽選)
 申込方法:特別企画展特設ページ(https://www.wareserve.net/hizennagoya-kirameku/)
      又はファクス(0952-28-3889(佐賀広告センター))
      申込締切:令和49月9日(金曜日)

なごや歴史講座

(1)「名護屋城と黄金の茶室」
 日時:令和4925日(日曜日)1330分~15
 会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
 講師:久野哲也(当館学芸員)
 料金:無料

(2)「肥前名護屋、煌めく―豊臣秀吉と桃山文化―」
 日時:令和41016日(日曜日)1330分~15
 会場:佐賀県立名護屋城博物館ホール
 講師:飯田周恵(当館学芸員)
 料金:無料

ギャラリートーク(学芸員による展示解説)

 日時:令和49月23日(金曜日・祝日)、10月8日(土曜日)、9日(日曜日)、
    11月5日(土曜日)、6日(日曜日)
 11時~/14時~(各20分程度)
 会場:佐賀県立名護屋城博物館企画展示室
 料金:展覧会入場料が必要
 定員:各回先着20名程度(事前申込不要)

「黄金の茶室」体験プログラム

 日時:令和4年10月7日(金曜日)、10月8日(土曜日)、
    10月18日(火曜日)、10月19日(水曜日)
 会場:佐賀県立名護屋城博物館常設展示室
 ※復元した茶室内で、お抹茶でのおもてなしや学芸員による解説などを行う、特別なプログラムです(有料・要事前申込)。

主な展示資料

 金天目(総本山醍醐寺蔵・奈良国立博物館画像提供).jpg

金天目(きんてんもく)
(総本山醍醐寺蔵・奈良国立博物館画像提供)
豊臣秀吉の病気平癒を願って加持祈祷を行った醍醐寺座主の義演准后に贈られたと伝わる金の天目茶碗。(12.6cm×5.8cm×2.5cm)

 

       花の小面(重要文化財・三井記念美術館蔵).jpg

花の小面
(はなのこおもて)
(重要文化財・三井記念美術館蔵)
秀吉の愛した能面として知られる、龍右衛門作の「雪」、「月」、「花」小面(天下三面)のうちの一つ。(20.8cm×13.2cm×7.2cm)

 

         西王母・東方朔図屏風(出光美術館蔵).jpg

西王母・東方朔図屏風
(せいおうぼ・とうぼうさくずびょうぶ)(出光美術館蔵)
 名護屋城内は狩野派や長谷川派の障屏画によって飾られており、秀吉が滞在をしていた山里丸には狩野光信によって「西王母の絵」が描かれたという記録がある。本作品も狩野光信の作とされる「西王母」の屏風であり、名護屋城の華やかな様子を想起させる。(150.7cm×354.8cm)

 

 

茶地天鵞絨陣羽織(伝豊臣秀吉着用)(名古屋市秀吉清正記念館蔵).jpg

茶地天鵞絨陣羽織(伝豊臣秀吉着用)(ちゃじびろーどじんばおり)
(名古屋市指定文化財・名古屋市秀吉清正記念館蔵)
 豊臣秀吉の所用品として伝わったもの。襟付きのマントを陣羽織に仕立て直しており、中国産の刺繡が施されたビロードの布を用いている。(丈81.5cm、肩幅46.0cm、後裾幅126.0cm)