名護屋城博物館

展示案内EXHIBITION

名護屋城博物館コレクション展2026

※この展覧会は終了しています。

2026年3月20日(金曜日) ~ 2026年5月10日(日曜日)

 名護屋城博物館では「日本列島と朝鮮半島の交流史」をメインテーマの一つとし、文禄・慶長の役や名護屋城、朝鮮半島の文化、唐津・東松浦地域の歴史・文化などに関する資料を収集・保存・展示しています。
 本展覧会では、「名護屋城博物館コレクション展2026 暮らしと祈りのかたち」と題して、唐津・東松浦と朝鮮半島の2つの地域の資料に、「暮らし」と「祈り」という視点で注目します。
 町や村を描いた地図、記録した古写真や文書、実際に労働の場で使われた伝統的な道具やその生活の記録、安寧への祈りが込められた仏画や刺繍など、さまざまな資料を横断的にご紹介します。 市井の人びとの日常のいとなみや思いの一端から、今を生きる私たちにも通じる、身近で等身大の歴史に触れる機会となれば幸いです。
 併せて、令和6年度・7年度に新規収蔵した多彩な資料もご紹介します。

会期

令和8年3月20日(金曜日・祝日)~令和8年5月10日(日曜日) 52日間
※月曜休館(月曜日が祝・休日の場合は翌日)

会場

 佐賀県立名護屋城博物館 2階 企画展示室

主催

 佐賀県立名護屋城博物館

観覧料

 無料

展示構成

コーナー

主な展示資料

1

暮らしと祈りをたどる―朝鮮半島―

・朝鮮八道古絵図

・農家楽事図

・刺繍画 鵲虎図

・七星幀画

2

暮らしと祈りをたどる―唐津・東松浦―

・唐津藩領図

・肥前国小河嶋鯨場絵図

・鯨解体用庖丁

・十六羅漢図

3

【コラム】近代―地域が変化する時代

・唐津と朝鮮の絵はがき

4

新規収蔵資料セレクション

・正親町天皇和歌懐紙

・吉田兼見和歌懐紙

・名護屋帯

・伝 名護屋城門柱材使用の火鉢

※資料は全て当館蔵

展示点数

約 60点

期間中の行事

1 なごや歴史講座(会場:当館ホール)
3月22日(日曜日) 13時30分~15時
テーマ:肥前名護屋の前田利家陣跡を探る
講 師:武谷 和彦(当館副館長)

2 ギャラリートーク
各月日曜日に1回ずつ 計3回(各回15分程度)

主な展示資料

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七星幀画(しちせいちょうが)

七星は北斗七星を神格化した民間信仰で、日月と生命を司り災厄を防いでくれる仏として、古くから朝鮮の人びとに信仰されてきました。本資料では中央に災厄を防ぐとされる熾盛光如来が描かれています。(19世紀後半)

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刺繍画 鵲虎図(じゃくこず)

朝鮮時代に好んで描かれた民画の構図の一つで、虎と松、一対のかささぎを描いています。いずれも幸運と長寿の象徴とされ、正月に縁起物などとして庶民の間でも広く愛好されていました。図柄は刺繍糸を浮き立たせることで立体的に表現されています。(現代)

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鯨解体用庖丁

加部島の捕鯨会社事業場で昭和24年ごろまで使用されていた鯨解体用の包丁。下の2点(大切包丁)はなぎなたのように柄をつけ、ひれや大きな肉塊を切り落としたりする際に使用されました。東松浦半島一帯では、古くから捕鯨業が地域の重要な産業として人びとの生活を支えていました。(昭和期)

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正親町天皇和歌懐紙 ☆新収蔵資料☆

正親町天皇が親王時代に記した和歌。「すなほなる代々のねさしやわか竹のちひろもまたぬ影に見すらむ」と詠み、竹を題材として、平穏な世と朝廷の繁栄と永続を寿ぐ祈りが込められています。正親町天皇は豊臣秀吉を関白に任じ、御所で「黄金の茶室」を用いた茶室のもてなしを受けたことでも知られています。(16世紀後半~江戸時代)