名護屋城博物館

展示案内EXHIBITION

明治維新150年記念企画展「高橋是清と辰野金吾ー唐津藩洋学校耐恒寮をめぐる人々ー」

2018年7月20日(金曜日) ~ 2018年8月31日(金曜日)

高橋是清と辰野金吾展チラシ画像

展示概要

 明治維新を契機に社会の近代化が積極的に進められるなか、唐津では明治4(1871)年に洋学校「耐恒寮」が開設され、藩士の子弟に英語教育や洋式教練が行われました。このとき、アメリカへの渡航経験を買われて英語教師として赴任したのが、のちに大蔵大臣や内閣総理大臣を務めることになる高橋是清でした。
 高橋是清から薫陶を受けた教え子の中からは、近代日本建築の発展をけん引した辰野金吾や曽禰達蔵、九州の炭鉱開発に功績を残した麻生政包、唐津地域の経済・産業界の発展に尽くした大島小太郎、経済学者・天野為之などの人材が輩出されました。
 明治維新150年を機に開催する本展覧会では、高橋是清や辰野金吾をはじめとする耐恒寮出身者ゆかりの品々を一堂に紹介します。郷土を巣立ち、わが国の近代化のあゆみに大きな足跡を残した人物について、身近に感じていただく機会となれば幸いです。

会期 2018年7月20日(金曜日)~8月31日(金曜日)
会場 佐賀県立名護屋城博物館(2階 企画展示室)
展示点数 約90点 (一部の資料については会期中に展示替えを行います)
観覧料 無料
休館日 月曜日
主催 佐賀県立名護屋城博物館
後援 唐津市、唐津市教育委員会、玄海町、玄海町教育委員会、
一般社団法人唐津観光協会

主な展示構成

(1)プロローグ 唐津藩と明治維新(パネル展示)
(2)高橋是清と耐恒寮の生徒たち
(3)旅立ちと飛躍
   高橋是清/辰野金吾/曽禰達蔵/麻生政包/大島小太郎/天野為之
(4)久敬社と唐津
(5)恩師とともに
(6)エピローグ その他の耐恒寮出身者

展覧会チラシ
高橋是清と辰野金吾展チラシ(PDFファイル960KB).pdf

代表的な展示資料

 ※会期中に一部展示替えを行うものがあります。あらかじめご了承ください。

高橋是清の給与記録
高橋是清の給与記録(首都大学東京図書館蔵) 展示期間:7月20日~8月18日
耐恒寮時代の高橋是清が月給100両という破格の待遇であったことを示す。

パーレー万国史
パーレー万国史(京都外国語大学付属図書館蔵)
もともとは子供向けの歴史学習書として刊行されたものであったが、
日本では幕末から明治時代にかけて英語のテキストとして広く利用された。

辰野金吾肖像
辰野金吾肖像(個人蔵)
辰野金吾と親交のあった松岡壽(まつおか・ひさし)が辰野の没後に描いた肖像。

滞欧野帳
辰野金吾 滞欧野帳(個人蔵)
辰野金吾がヨーロッパ留学中に携行した野帳。
ロンドンやフランス、イタリアで見た建築のデッサン等が克明に描かれる。

大日本帝国政府日本銀行全景
錦絵 大日本帝国政府日本銀行全景(日本銀行貨幣博物館蔵)
辰野金吾の代表作を描く

コンドル設計図面
重要文化財 コンドル建築図面 岩永邸 平面・断面図
(京都大学大学院工学研究科建築学専攻蔵) 
展示期間:7月20日~8月12日(8月14日以降は立面図を展示)
辰野金吾、曽禰達蔵を指導したコンドルの設計図面。

高橋是清招待会写真
昭和3年高橋是清招待会の写真(公益財団法人久敬社蔵)
東京在住の唐津出身者が高橋是清を招いた祝宴の写真。

展示図録

明治維新150年記念企画展図録
A4版、54頁、800円

企画展関連特別講座 <終了しました>

企画展の開催に合わせ、佐賀偉人伝『辰野金吾』の著者である河上眞理氏、清水重敦氏の両先生をお迎えし、唐津出身の建築家辰野金吾について御講演いただきます。近年発見された辰野金吾の『滞欧野帳』の調査など、最新の研究成果をとおして辰野金吾の建築観について解説していただくとともに、耐恒寮を巣立った建築家たちに焦点をあてたながらお話しいただきます。ぜひ、ご参加ください。

  • 日時  2018年7月28日(土曜日)15時~17時
  • 講師  河上眞理 氏(京都造形芸術大学教授)
        清水重敦 氏(京都工芸繊維大学教授)
  • 会場  旧唐津銀行(唐津市本町1513-15)
  • 参加料 無料(事前申し込み不要)
  • 定員  50名程度
  • 主催  佐賀県立名護屋城博物館

詳細は 明治維新150年記念企画展特別講座のページ をご覧ください。

明治維新150年特別講座in唐津

 企画展開催期間の8月19日に、唐津出身で日本銀行や東京駅を設計したことで知られる辰野金吾の建築や、辰野金吾ゆかりの「旧唐津銀行」についてご紹介する特別講座を開催します。ぜひご参加ください。

 詳細は 明治維新150年記念特別講座in唐津「辰野金吾の建築と旧唐津銀行」のページ をご覧ください。